Coco's Life~オンライン英会話と教育と~

オンライン英会話とか小学校教員資格認定試験とか看護学校受験とか。

アメリカの通信制大学(UoPeople)と日本の通信制大学との相違点

 

Cocoです。

今回も引き続き、アメリカのオンライン完結大学である University of the People (以下、UoPeople と書きます)について書いていきます。

Cocoは、科目履修生を合わせると3つの日本の大学で学んできましたが、UoPeople と日本の大学ってけっこう異なるところが多く感じました。

そこで、UoPeople へ出願するにあたって「ここは良い点だな」「ここはちょっと戸惑った」などと感じたところを書いていきます。

なお、日本の大学、特に通信制大学は大学によってシステムが異なったりしますので、日本の大学と比較する際は、私がいちばん長く在籍していた、明星大学通信教育部と比較しています。

 

 

ほぼ全ての証明書類はPDFやJPEGなどで提出可能

これすごい!便利!と思ったのは、なんでもかんでもオンラインで完結する点です。

そりゃ、世界中から学生が入学するため、いちいち郵送なんて手続きが取れないから、というのもあるでしょう。学生からすると、ほんとに卒業証明書やら奨学金受給のためのアピール書類やら、とにかく書類はオンラインで提出できるので、とても楽ちんです。

しかも書類の多くは、わざわざスキャンしてPDFにする必要もありません。スマホで、ブレないように、きれいに写真撮影したものを送っても、意外と受け付けてくれます。

実際のところ、Cocoは英検の合格証明書は写真撮って送っていますし、奨学金申請のための証拠書類も撮影したものを添付しました。

日本だと、いまだに紙!紙!と言われることが多いですが、(高校の卒業証明書など、発行してもらうのにわざわざ紙の申請書を書いて郵送しなければならないし、大学の出願でもネット出願して最終的に書類を郵送したり)何から何までオンラインで完結できます。

なお、どうも卒業証書とか学位取得証明書とかは、ちゃんと紙で送られてくるようです。でもきっと、「紙」を使うのはその程度だと思います。

 

 

卒業証明書の提出期限が遅い

これもありがたい制度です。正規入学から2学期だったかな?3学期だったかな?忘れましたが、その間に提出すれば大丈夫のようです。

UoPeople の入学の流れは、①ESLコースを受講して合格する(CEFR B2以上は免除)→②ファウンデーション(基礎)コースを受講して規定の成績をおさめる→③正規入学、という流れになっています。私は書類をファウンデーションコース在籍中に集めて提出しようと考えていますが、正規入学して履修を始めてから書類を集め、提出することもできます。

なぜこういうシステムになっているのかはわかりませんが…私の予想では

  • ESLコースやファウンデーションコースでドロップアウトする人がわりと多い
  • ファウンデーションコース落第だと取り寄せた書類が無駄になる

あたりが理由なのでは…と思っています。

実際、ESLコースを受講中の友人に話を聞くと、「ESLコースは30人定員で最初は全員いたが、9週(UoPeopleは1学期が9週間です)のうち4~5週目には、課題提出者が17~18人くらいになっている…とのこと。きっと同様のことがファウンデーションコースでも起こるので、正規合格後に書類提出がOKになっているんじゃないかな…。

 

 

学生の状況に応じて、アドバイザーが各学生につく

UoPeople では、学生一人ひとりに「アドバイザー」さんがつきます。アドバイザーというのは、簡単にいえば「困ったときに相談できる頼もしいお兄さんお姉さん的存在」の人たちです。彼らも学生同様、世界中にいます。そしてボランティアで学びを頑張ろうとする学生を支援してくれています。感謝!

アドバイザーさんは、「入学までの手続きを支援してくれる人」と「入学後の学習に関する支援をしてくれる人」の2タイプがあるようです。私は2022年10月現在、ファウンデーションコースが始まるのを待っている状況ですので、入学手続き支援のアドバイザーさんにはお世話になりました。

私の場合、アドバイザーさんに、「UoPeople の専用ページが開かないどうしたらいい?」とか「次はなんの手続きをすればいいのか?」とか「学士コースから準学士コースに変えてくれ」とか、いろいろ言いましたが、アドバイザーさんはいつも丁寧に教えてくれました。

アドバイザーさんとは、メール(履修前)や専用チャット(履修が始まったら)でやりとりをします。全て英語でのやりとりになります。ときどきアドバイザーさんの評価を聞かれるアンケートがありますので、私は評価は5(最高)にしています。

 

このアドバイザーさんシステム、日本の大学にもあればいいのにな、と思いました。

明星大学の場合、確か1年次入学の人にだけ、1年間限定でアドバイザーがいた気がしますが。困ったときにいつでも相談できる人の存在は、学習のモチベーションを保つ上で大切だと思います。

 

 

大学・アドバイザーから「あれやれ」「これやれ」と頻繁に連絡が来る

そろそろ履修登録せよ、とか、入学手続きは終わったので、アドバイザーが決まって連絡が入るまでちょっと待っていて、とか、いついつで出願締め切るので早く手続きしてねとか、本当にうるさいくらい言われます。

日本の通信制大学は、基本的に放置プレー式ですので、「うるさい」ことにちょっと違和感を覚えつつも、助かっています。

 

基礎コース(ファウンデーションコース)が必須

海外の大学の制度にあまり明るくないため知らなかったのですが、海外大学にはどうも「ファウンデーションコース(基礎コース)」というのがあるようです。

UoPeople の場合は、正規入学の前に、まずは基礎コースで2科目を履修します。その履修した科目のGPAが2.0以上であれば、正規入学することができます。

もしも2科目でGPA2.0以上に達しなかった場合は、さらに追加で3科目まで挑戦できます。それでもダメだったら、正規入学を許可されません。許可されなかった場合は、3年以上間をあければ、再度ファウンデーションコースへの申込みができるようです。

UoPeople には、いわゆる大学入試がありません。日本の通信制大学だと、いちおう形ばかりの志望動機など書いて提出することが多いですが、UoPeople にはそれすらありませんでした。ですので、入試がない代わりに、「ファウンデーションコースでGPA2.0以上を取ること」という条件を課すことで、大学での学習がスムーズにおこなえそうな学生であるかどうかを見極め、ふるい分けしているように思います。

また学生からしても、ファウンデーションコースを受講中に、ほんとうに自分がここで学習できるのかを確認することもできるでしょう。

なお、このファウンデーションコースで取得した単位は、正規入学後も利用することができますので、無駄になることはありません。

 

…実は日本の通信制大学にも、この「ファウンデーションコース」に近いものがあります。それが「特修生制度」です。

日本の通信制大学の中には、高卒資格を持っていない人でも学び、大卒を目指すことが可能な制度を持っているところがあります。それを「特修生制度」と言います。

高卒資格を持っていない人は、まず、大学の指示にしたがって、半年間なり1年間なりで、指定の科目を受講して合格することを求められます。指定科目を指定期間で合格できれば、正規入学できる、という仕組みです。

 

特修生制度についてはこちら>>>

www.cocodailylife.work

 

 

テキスト購入不要、オンライン図書館まである

 

UoPeopleでは、テキストを購入する必要はありません。テキストはPDFファイルなどですので、オンラインで入手することができます。

また、私はまだ履修開始待ちですので使ったことはありませんが、オンライン図書館も存在するようです。文献検索も閲覧も可能だとか。おもしろそう。。

学生さんの中には、途上国の貧困学生さんや難民の学生さんなどもいます。そうした学生さんはおそらく本を手に入れることすら難しい、という状況にいるかもしれません。UoPeople では、そういう学生さんでもきちんと学びができるように配慮されています。

ほんとに授業料かからないし、テキスト代もいらないし、すごいねやばいねアメリカ。

 

 

課題の量が半端なく多い

正直なところ、いま私がいちばん不安なのがこの点です…。

UoPeople の学生さん、ほとんどの学生さんは非ネイティブのはずなのですが、大学はそういうのは一切妥協してくれません。容赦ない量の課題を出してくるようです。

とあるUoPeople で学ばれた学生さんのブログを拝見すると、1週間でテキスト200ページ(もちろん英文)を読まなきゃいけないとか書いてあってもはや戦慄しています。しかもその学生さん、私と同じ学科の方で、さらにその科目は必修科目なので、避けようがありません。。

日本の大学生はこんなに勉強してないですよ…。少なくとも私は、遊び呆けてましたよ…。

とある国公立大学に通っていたとき、私はヒマさえあれば友達に代返を頼んで授業をサボり、鴨川でまったりしてましたからね。通信制大学でも、ちゃちゃっと要領よくやってろくすっぽ真面目に勉強しませんでしたし。。

 

 

単位移行制度

高校卒業後に進学した学校、取得した資格などなど…単位として認められる場合があるらしいです。資格まで単位として認められるのは、日本だと産業能率大学の通信がそうですが…

私自身も、いちおう大学から単位取得証明書(成績証明書)の発行を英文でお願いしました。アメリカ以外の大学で取得した単位を移行するには、どうもアメリカのとある教育系機関に認定してもらう必要があるらしく、いまはその方法を調べているところです。

 

Drop/Withdraw という制度がある

 

これは今の日本の大学にもあるのでしょうか?ちょっと検索していると、ちらほら日本の大学でもこの制度があるところが出てきます。少なくとも、私が若かりし頃に通っていた国公立大学ではこんな制度はありませんでしたし(そもそもGPAも重視されてなかった気が)、明星大学の通信にもこの制度はありませんでした。

どうも UoPeople の学則集を読んだ限りでは、

  • Drop:履修キャンセル
  • Withdraw:履修中止

みたいな感じっぽいんですよね。

なにが異なるかというと、履修開始から「あ、この授業ついていけないや」と思ったときにバックレる期間によってDropとWithdrawとに分かれているようです。

UoPeopleの場合、1学期は9週間あります。Dropは1週目で判断して履修キャンセル申請することです。この段階でキャンセル申請をし、認められた場合は、成績表にはバックレ歴がつきません。

いっぽう、Withdrawは4週目までに判断して履修中止申請をするものです。こちらは成績表に「W」の文字が記載されるので、バックレ歴がつきます。笑

なお、例えば病気で長期入院せざるを得なくなった…などの場合は、5週目を超えてもアドバイザーに相談の上、認められればWithdrawが可能なようです。Wの履歴は残ってしまいますが、緊急でどうしようもない事情で長期間学習ができそうにない場合はこういう救済措置的なものを利用できます。

 

明星大学の通信ではDrop/Withdrawみたいな制度はありませんでした(履修登録したら全部単位取らなきゃいけないシステムでバックレNGだった)。また若きピチピチの頃に通っていた大学では、履修登録し放題、バックレし放題でしたので…私は政治学とか数学とかけっこうたくさんバックレて出席しなくなった…記憶が…

 

 

あまりに成績が悪いと退学処分になる

日本の高校大学などなどの場合、どんなに成績が悪くても成績不良で「あなたクビね」と言われて放校処分になる、というのはほとんど聞きません。留年することはあっても、よほどのことがないかぎり、学校側から「やめてもらっていいですか」と言われることはないですよね。

ところがUoPeople では、成績が悪いとどうも放校処分をくらうようです。アメリカらしいなと思いました。

 

 

学士コースでも途中申請すれば準学士を取得可能

このシステムは面白いなと思いました。学則によると、学士取得、つまり40科目120単位の取得を目指している学生さんが、準学士取得の要件を満たすことができた段階ですぐに申請をすれば、準学士を取得できるようです。だから学士取得を狙っているけれど、本当に続けられるか自信がない…という場合、準学士取得要件を先に満たして申請すれば、少なくとも「準学士」の学位は取得できることになります。

なお、学士取得要件を満たしてしまってから「準学士」の申請はできないようですので、注意が必要です。

 

 

まとめ

このような感じで、アメリカの大学(UoPeople)と日本の大学ではその制度がかなり異なります(似た部分もありますが)。

こういう異なる点は、混乱したり不安になったりするもととなる可能性があるので、記事にしてみました。

また気づいたことなどあれば、記事にしていきたいと思います。

 

 

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