Cocoです。
準1級でさえスピーキング対策に3ヶ月ほど使ったんだから、英検1級を1ヶ月で受かるはず…ありませんでした。笑 スコアもびっくりするほど低かったけれど(スピーチ1分少々で終わってしまったし仕方ない)これが私の現状なので、特に卑屈になることも「あのときもっとこうしていれば」と後悔することもなく、今回の結果を見てあれこれ考察しながら7月に向けての対策を練っているところです。
ま、あの出来で受からせてくれていたら英検1級取る価値なんてゼロだと思ってさえいましたし、元々私は不合格をもらうことにあまり抵抗がなく、むしろ不合格になってはじめて、どうやれば採点者をギャフンと言わせられるかをニヤニヤしながら考えるタイプなので(性格悪い)今回の不合格は私にとってモチベーションの火をつける非常に良い機会になりました。
スピーチ1分少々で終わったし妥当だわ🤣
— Yoko@ダイエット中・英検1級対策中 (@kuroneko100ten) 2022年3月15日
次回?とりあえずニューホライズン中1~中3まで丸暗記して望みます😃←易しい語彙でちゃんと話せれば受かると思ってるので自分使って実験する pic.twitter.com/sPQWiDpeoi
聞くところによると、一次免除は3回OK、つまり今年の7月と、11月と、それから来年3月(2月かも)まではできるそうです。あと3回チャンスがあるので、7月は有名な1級対策本は使わずに「中学英語」で受けてみようと思います。
せっかくの機会なので、1回くらいは自分でやり方を検討してそのやり方でチャレンジしてみようと思います。実験しないことには学びがありませんし、こういうのは人にお願いしてやってもらうのではなく、自分で体張って(+英検にお布施して)試してみることに価値があると思っているので。次回それでやってダメなら、仕方ないので面接大特訓の丸暗記をします。あまり気は進みませんが。
正直なところ、中学英語で受かると思うんですよ、1級の面接。なぜなら、1級ライティングでさえ、小難しい語彙や表現なんて一切使わずに31/32取れていますから。論旨が明確でそこそこ流暢なスピーチができて、かつQ&Aに耐えることができれば問題なく受かると思うんですよね。中学英語で。
現行の中学英語教科書は実はわりと難易度が高めで、英検2級から準1級レベルの語彙はわりと頻繁に登場します。文法が易しいだけ(といっても高校範囲の文法がけっこうたくさん降りてきていますが…使役とか、現在完了進行形とか、仮定法とか、関係副詞や分詞構文でさえ、注釈付きではありますが載ってたかな)。言い換えれば、「中学生のための中学英語教科書」としてはオーバースペックですが(実際、教え子はヒーヒー言ってます)大人の中上級者向けの学習資料・参考書としては優れていると思うんですよ。
仕事の関係で中1~中3まで持っています。中1はいわゆる日常会話と、自分の身の回りのこと、自分のことについての簡単なスピーチができるようになることがメイン。スピーキングで言えば、外国語学習者がよく「1分スピーチ30日チャレンジ」みたいなことをやってます。自己紹介とか、なんで英語を勉強してるのかとか、将来行きたい国について話すとか、そんなことが中1英語教科書でできるようになります。中1英語教科書は、大人の英語学習者さん(初心者~初中級者)の良いお手本になりそうです。
中2の教科書は日常の会話と社会事象に関する話題がバランスよく含まれています。社会事象に関しては、AIの話題とかユニバーサルデザインについてとか。英検2級~準1級の英作文や面接で応用できるんじゃないかなあと思ってます(まだちゃんと読んでませんが)。
中3の教科書は社会の諸問題に関する話題がかなり増えてきます。絶滅危惧種、災害、差別、それからエネルギー・環境問題などなど。政治経済系の話題があまり含まれない、という弱点はありますが(語彙の難易度が高くなりすぎるからかな?)易しい英文でしっかり書く・話す、の良いお手本になるんじゃないかと私は思っています。なにより中3になると、使える文法に幅がでてきますので表現がかなり多彩になりますし、英文を読んでるとパラフレーズの技術や、対比・言い換えなどが頻繁に出てくるんです。こういう小さなところひとつひとつを注意して読んだり音読暗唱して英文を体に染み込ませれば、英検準1級にしろ1級にしろ、ライティングやスピーキングは案外いけちゃうんじゃないかな、と思ってます。
また、具体例も豊富ですし、全部英語で書かれているわけではなく「一言メモ」みたいな豆知識コーナーが日本語書かれているのですが、背景知識や前提知識を増やしていくのにも役立ちます。現行の英語教科書は実はかなり難しいので、災害に関する話題のところだと「土石流」なんて単語も出てきます。日本人が普段の会話で使いそうな語彙をほんと上手にピックアップして紹介してくれているのが今の英語教科書なので、隅々まできちんと読んで学び、身につければ、わりとなんでも話せる・書けるようになるんじゃないかと思うんですよね。
ついこの前、土石流って英語でなんて言うのか辞書引いて調べたんだけど、いま教科書見たら普通に載ってました…恐るべしニューホライズン中3。ほんとにこれ1冊を隅々まで覚えたら、B2レベルくらいまでいくんじゃないかと思う
— Yoko@ダイエット中・英検1級対策中 (@kuroneko100ten) 2022年3月14日
実際、この方も似たようなことをおっしゃってます。
今回の英検1級二次試験の勝因はまさにこれ。1年間中3の授業で扱ってきたNEW HIRIZONからendangered speciesとecosystemの話をそのまんま活用したら合格。生徒と一緒に音読とリテリングをした成果がこんなところに、も自身でも驚いている。
— Tatsuya TKSG (@Tatsuya_TTT) 2022年3月15日
中3とはいえ侮るなかれ。#英語学習 #英語教育 #英検1級 https://t.co/t3R4svQu9J
ということで今回は本当にダメダメでした。ひとつ収穫があったとすると、私の予想点の感覚と実際の点数にズレがほとんどなかったことでしょうか。面接室でトピック見た瞬間にああ落ちたな、と思ったので不合格という結果は当然だと受け止めています。
次回の受験までには、話すためのネタ集めに勤しみつつ、ニューホライズン中3の音読暗唱をして体に染み込ませつつ、オンライン英会話でニュース記事を使ってディスカッションをしたりスピーチ練習をしたりなどしていきたいと思います。
…ほんとに中3英語教科書侮れません。中学生には難しいかもしれませんが、そこそこ英語の力がついていきた大人の学習用(インプット用)教材として非常に優れていると思いますので、もしよかったら手にとってみてください。安いし!!
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