Cocoです。
旺文社が出している英検向け単語帳「でる順パス単」の新版が発売されました、
英検1級に関して言えば、これまで出ていたものが4版、今回発売になったのは5版です。
ツイッター上の語彙マニアさんが、4版と5版の掲載語彙の違いを調べてくれていました。
旧版と新版の語彙の違い
旧版と新版に掲載されている語彙は、924語もの差があるようです。
パス単1級は熟語を含めるとだいたい2400語くらい掲載されていますが、そのうち924語なので、だいたい4割くらいの語彙が変更されていることになります。
…けっこう大きく変わっていますよね。
5版掲載語彙の大きな特徴
5版では、「by-product」「fund-raising」など、ハイフン付き単語の掲載がかなり増えたようです。
4版のハイフン付単語はたったの2語。5版になると、19語と約10倍にまで増えました。
ただ個人的には、ハイフン付単語は、語順のとおりに読めば意味が容易に取れるものが多いため(state-of-the-art みたいな例外もありますが )ハイフン付がたくさん掲載される=単語帳全体の難度が下がる、と私は思います。
また、新登場の語彙を見ても、そんなに難しい語彙が含まれていません(少なくとも私にとっては)。どちらかというと、普段英検対策をしていてよく見かけるようなものが増え、代わりに4版に掲載されていた、私がよく知らない語彙がなくなっているような気がします。
また、英検1級パス単の掲載語彙は、TOEIC向け単語帳に掲載されている語彙と1割くらいは重複しています。そういう意味では、TOEICerさんでも比較的やりやすい…かも…。もちろんTOEICと英検は出題のジャンルの方向性も異なれば、英語の試験としての特徴も大きく異なるのですが。
英検過去問を使っていて思うこと
4版のパス単は、準1級のも1級のも持っていますし使っていました。ただ、過去問を解いてもパス単に載っていない語彙が大量に出てくるので、わりと心が折れます。笑
特に語彙パートなんかはパス単では正直太刀打ちできないことが多いです。
反面、長文読解にはパス単掲載語彙がバンバン出てきます。長文を読みやすくする目的でパス単を使う、というのはアリなのですが、問題は語彙パート…。とは言え、語彙パートもパス単で「見たことある」語彙を選べばだいたいあたったりするのですが。
英検1級を受けるのであれば、やはり多読などを通して、単語帳以外から新しい語彙と出会うことが必要だなと感じます。Cocoは今のところ多読に手を出せる状況ではないので、相変わらず語彙パートで撃沈する日々を送っていますが。。
最後に
私自身はいまはキクタンを使っているので、8割くらい頭に入れるまではキクタン1本でやっていきます。そのあとはパス単に移行しますが、パス単語は5版→4版、の順序で使うことにします。
キクタンを終える頃にはおそらくパス単の5版がメルカリだので半額程度で売られるようになるでしょうし。笑
半分くらい変わってるのか。。
— ようこ@たまにオンライン家庭教師 (@kuroneko100ten) 2021年6月30日
だとすると、キクタン→5→4の順番で取り組もうかしらね。 https://t.co/N0w8p1OEgs
↓これが5版です。
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