Cocoです。
看護学校や准看護学校の入試で、「一般常識」「一般教養」を課す学校がいくつかあります。過去問があればだいたいの傾向がつかめるので対策しやすいですが、過去問を公表していない学校の場合はその対策にものすごく苦労しますよね。
そこで今回は、准看護学校の一般常識対策で絶望している(笑)あなたに、最低限ここだけはおさえておきましょう、というポイントをご紹介したいと思います。
Cocoの言うようにやったけど全然出なかった、というクレームはなしでおねがいします。笑
- 押さえておくべきポイント(1)地理分野
- 押さえておくべきポイント(2)生物分野
- 押さえておくべきポイント(3)栄養分野
- 押さえておくべき分野(4)公民分野
- 押さえておくべき分野(5)計算問題と文章題
- 押さえておくべき分野(6)漢字や四字熟語など
- まとめ
押さえておくべきポイント(1)地理分野
一般常識や一般教養で比較的出題されやすいのは、社会科の中の「地理」分野です。地理と言ってもかなり範囲が広いのですが、とりあえず日本の地理だけでいいのでざっくり押さえてしまいましょう。例えば、
- 都道府県と県庁所在地名(小学校で習ってます)
- 四大公害病の発生場所、原因(小学校で習ってます)
- 日本のベスト3(長い川、流域面積が広い川、広い湖、高い山…など)
- 三名園、日本三景などの三大○○系
- 世界遺産に指定されているモノと、その場所
このあたりです。
ネットで調べながらノートにまとめていくといいと思います。
押さえておくべきポイント(2)生物分野
看護系の学校の場合は、一般常識・一般教養に生物分野がわりとよく出題されます。
出題されるのは主に細胞の作りや動物の体に関する分野ですので、植物はとりあえず後回しにして、動物の範囲だけを押さえておきましょう。
例えば、こういう知識は中学校の理科で学んでいます。義務教育レベルですので「知らないと辛い」ところです。
- 口から入った食物は、炭水化物は糖に、タンパク質はアミノ酸に、脂肪は脂肪酸とモノグリセリドに分解される。
- 糖は小腸の柔毛から毛細血管に取り込まれ、その後、肝臓にグリコーゲンとして貯蔵される。
- 非常に熱いものに触ってしまった時、思わず手を引っ込めるような行動を「反射」という。
- 遺伝子の本体をDNAという。
押さえておくべきポイント(3)栄養分野
栄養分野の出題も比較的よく見かけます。小中学校で学んだ、いわゆる基礎的な家庭科に関する知識に加えて、やや高度な問題が出題されることもあります。例えば、
- 三大栄養素
- 五大栄養素
- 緑黄色野菜に含まれている色素(もしくはビタミン)
- ビタミン欠乏による病気(A,B,Cは必須、まれにDも見かける)
などなど。
もしも保育士資格をお持ちの方であれば、このあたりは専門学校や短大・大学で学んだり、保育士試験を受験なさったときに勉強されたのではないかと思います。
押さえておくべき分野(4)公民分野
公民分野はちょっと幅広いので対策が大変かもしれません。政治や選挙制度、裁判の制度など一般的な事項を押さえておきましょう。
- 総理大臣の氏名を漢字で
- 衆議院/参議院の議員の定数、任期、被選挙権の年齢など
- 裁判制度(刑事/民事で異なる)
などです。
押さえておくべき分野(5)計算問題と文章題
計算問題は中学数学あたりまでできれば十分だと思います。整数の計算だけではなく、小数や分数の計算にも慣れておきましょう。
文章題に関しては、速さの問題、割合の問題(食塩水を含む)が主によく出題されます。
押さえておくべき分野(6)漢字や四字熟語など
漢字の読み書きや熟語の構成、四字熟語などは一般常識で比較的出題されやすい分野です。中学校で学ぶ範囲くらいまでで十分ですので、押さえておきましょう。
学校によっては、臓器の名前を漢字で書きなさい、などの問題が出ることもあります。膵臓はちょっと漢字が難しいですが、臓器の名前も漢字で書けるようにしておきましょう。
もし余裕があれば、臓器の名前の英単語も押さえておくといいかもしれません。
まとめ
准看護学校受験で出される一般常識・一般教養の範囲が広すぎて手を付けられない場合は、とりあえず上に書いたような分野から取り組んでいくといいと思います。
一般常識攻略におすすめの問題集はこちらのページで紹介していますのでぜひご覧ください。
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