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フィリピン南部のダバオで中部地方のビサヤ語が話される謎

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Cocoです!

フィリピン南部にはミンダナオ島というとても大きな島があり、その南部にダバオという大きな都市があります。個人契約の先生がダバオで生まれ育ち、現在もダバオに住んでいるのですが、不思議なことに母語はビサヤ語だと言うのです。

 

ビサヤ語というのは、セブアノ語などを中心とした言語で、主にフィリピン中部、セブ地方などで広く話されている言語です。フィリピンにはそもそも170ほどの言語があるそうで、それは地域によって異なります。

 

ミンダナオ島にも土着の言語があるはずなのですが、なぜかそこで話されているのはビサヤ語が主流。あまりに不思議なので個人契約の先生にその理由を尋ねてみました。

ただ個人契約の先生は史学科卒ではありませんし、正直地域史は勉強していないからよくわからないとのことでしたので、彼の推測交じりの話にはなりますが。

 

 

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そもそも「ダバオ」という地名の語源は何なのでしょうか。

そもそもミンダナオ南部周辺には「バゴボ人」と呼ばれる部族は住んでいたそうです。そのバゴボ人たちのうちの「オボ族」「クラタ族」「タガバワ族」という3つの支族が、ダバオ湾に注ぐダバオ川を指すのに使った言葉が混ざり合ったものが「ダバオ」という地名の語源だそうです。

 

ダバオ市の丘陵地帯に住んでいた先住民オボ族は、かつてダバオ川のことをダヴォー と呼んでいました。ダヴォーというのは「高い丘の向こう」を指し、ダバオ川の河口付近にある、高いうねった丘に囲まれている町をそう呼んでいたようです。

 

また、丘と海の中間にあたりに住んでいたクラタ族(ギアンガ族)は、ダバオ川のことをドゥフォウ、あるいはダヴァウと呼んでいました。ただこれは、森から採れるものを、塩や日用品と物々交換する川沿いの交易の町のことも指していたようです。

 

そして最も低い土地に住むタガバワ族は、ダバオ川のことをダブと呼んでいました。

 

これらが混ざって「ダバオ川」「ダバオ市」という名前になったそうです。

ダバオ - Wikipedia

 

 

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ということは、やっぱり元々はダバオ周辺では他の言語が話されていたということですよね。

 

そもそもダバオ周辺で使われていたのは、バゴボ語やマノボ語、マンダヤ語といった言語だそうです。これは個人契約の先生も言っていました。

フィリピンのうち、ミンダナオ島の半分とパラワン島はもともとスールー王国というイスラム教国家の一部で、それがスペインの侵略とかアメリカの入植とかなんだかんだで今のフィリピンになっていったわけです。でも元々はイスラム系、マレー系の言語が話されていたようなんですよね。

 

それが第二次世界大戦以降、ビサヤ地域から移住者がたくさんやってきました。ビサヤ地域で人口が爆発的に増えたから、新しい住処をもとめて移住したようなんです。

 

そしてビサヤから来た人たちがどんどん町を拡げていきました。幸か不幸か、そのせいでダバオ周辺にもともと住んでいた人たちはどんどん追いやられてしまい、ビサヤ語がダバオの中心的な言語になっていったみたいです。

 

【特集】「ビサヤ語」とは?~ビサヤ語コラムその壱~ | ダバオッチ

 

 

 そういえばフィリピンの大統領、ドゥテルテ大統領も、元はレイテ島というセブの隣の島の出身です。彼の場合はどうも仕事の関係でダバオに移住することになったようですが。

また、個人契約で英会話をお願いしている先生のルーツはイロンゴ語を話す地域にあると言っていました。イロンゴ語はパナイ島など、フィリピンの中部地方で話されている言語です。

祖母がそのあたりの出身で、ダバオに移住してきたとのことですので、おそらく戦後の人口増加によって移住してきた人々の1人だったのだと思われます、イロンゴ語とビサヤ語はわりと似通っていますから。

 

ちなみにフィリピンの公用語はフィリピノ語(タガログ語…厳密に言えばフィリピノ語とタガログ語は異なるようですが)です。一説によると、タガログ語とビサヤ語は、英語とドイツ語くらいの差があるのだとか。

 

個人的にはマゼランがフィリピンに来る以前の古代フィリピン史なんてとても面白そうなので英会話で教えて欲しいところなのですが・・・残念ながらフィリピンには古い文献がほとんど残っていないようで、詳しい人を探すのにとても苦労しそうです。

 

ともあれ、フィリピン南部のダバオでなぜビサヤ語が話されるのかはなんとなくつかめました。やっぱりフィリピン史って面白いのでもう少し深いところまで探ってみたいと思います。

 

 

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