Cocoです!
家庭学習シリーズ最終回(の予定)は、暗記に関してです。
Coco自身はわりと暗記が得意なタイプですが、これもかなり個人差が激しいです。
そこで今回は、ちょっとした暗記のコツなんかをお伝えします。
たった2つのことを意識するだけで、ずっと楽に覚えられるようになりますよ。
成績のいい子は暗記に強い
これは私の経験則でしか言えないのでまともなソースがないのですが、成績が伸びる生徒・成績の良い生徒というのは「暗記に強い」という傾向があります。
最近はだいぶ「考える力」を重視する教育に変わってきていますが、じゃあ「考える力」はどこから生まれるのか?というと、自分の中にある知識です。
知識がすべてのベースになっていて、その知識と知識をつなぎ合わせて問題を解決すること。これが「考える力」ですので、結局のところは、頭の中に「知識」がインプットされていなければ考えようがないんですよね。
キリンを見たことのない、キリンを知らない子どもに「キリンの絵を描きなさい」と言っても描けないのと同じことです。
つまり、勉強のおいて、暗記はいつの時代もとっても大切なもの。
定期テストや実力テスト、そして入試本番で高得点を取りたいなら、「暗記のスキル」は絶対に欠かせないものです。
例えば学校で勉強する科目だと、社会全般と理科の暗記分野については「重要語句を覚える」ということがそのまま点数に直結します。
英単語や漢字についても暗記のスキルでカバーできます。
だからこそ、「どうやって覚えていくか」というところに意識を向けるのはとっても大切なんですね。
家庭学習するときに「自分で覚える」ということが当たり前にできるようになると、知識量が増えて、点数が伸びていきます。
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暗記するときに重要なたった2つのこと
ここからは、暗記をするときに是非知っておいてほしい、とっても大事な2つのことを紹介します。
1.反復すること
暗記をするとき「やってみたけど覚えられない」と嘆く生徒さんは実はたくさんいます。
どうして覚えられないのか、という原因のなかで、最も多いのが
- 反復が足りない
というケースです。
具体的に何回やればいいのか?というのは
- 取り組む教科
- 勉強に慣れているかどうか
- 記憶に優れているタイプかどうか
などで大きく変わってきます。
私の元教え子の例を出すと、
- Aさんは問題集を3周すれば覚えられる
- Bさんは問題集を10周すれば覚えられる
といったように、けっこう個人差があります。
だから「何回やればいい」とは一概に言うことはできません。
ただ1つ確実に言えることは、「しっかり覚えるためには反復が必要」ということです。
数回やったくらいで諦めるのは早いです。
暗記で結果を出すためには【反復】することが重要だ、ということをおさえておきましょう。
ちなみにCocoの場合、昔はだいたい3回で覚えられましたが、最近は5~7回反復してようやく確実に身につくかな、という感じです。
2.答えを出すまでの速さ
暗記をする際、答えを出すまでの【速さ】も重要になってきます。
ある程度「覚えた」という段階まで来たら、今度は「高速でアウトプットできる」
というところまで目指します。
ただ答えられるだけではなく、スラスラと答えられるという状態を目指します。
実際の暗記の方法
今のところ、これが一番効果が出ていますよ、というのを紹介します。
もしも自分独自の方法があって、それで問題なく覚えることができているなら、無理して変える必要はありません。
暗記の方法がわからなくて困っている場合はぜひ参考にしてみてください。
以下の方法は、社会や理科の暗記分野で使う方法です。
1.問題集をコピーする。
コピーはコンビニでもできますし、家庭にプリンターがある場合はじゃんじゃんコピーしてください。覚えたいところの問題集(解答書き込みなし)をコピーします。
2. コピーした紙に、答えをオレンジペンで書き込む
このときは解答を見ながら丸写しでかまいません。
ただ、このときには「ただ解答を写すだけ」にならないように、きちんと問題に目を通し、もし解説があれば解説を読むなどしながら「一発で覚えるつもりで」答えを見て移してください。
使うペンはオレンジ色を推奨します。黄色でもいいですが、黄色だと解答が見づらくなるのでおすすめはしません。赤やピンクも避けます。
3.赤い暗記用シートで隠し、答えが完璧に言えるようになるまで反復
暗記用の赤い透明シートで答えを隠し、
- 問題を読む
- 答えを言う
- 赤シートをずらして答え合わせ
の順番で1問ずつどんどんやっていきます。
問題文を読んで1秒以内に正しい答えが出るまで反復します。
このとき、答えを赤やピンクのペンで書いていると、解答が赤シートで隠れないことがあります。ですので解答を書くときはオレンジ色のペンをおすすめします。
↓個人的にはこれが書きやすくて好きです。サラサの0.4。
4.赤シートで隠し、他の紙に答えを書く
3.までは頭の中に知識を入れる「インプット」の段階です。ここからは頭に入れた知識を、実際に紙の上に書き出す「アウトプット」の練習をしていきます。
赤いシートで隠し、紙を1枚準備して、答えを実際に書きます。
全問正解できたらクリア。
1問でも間違えたら、ステップ3に戻ります。
5.問題集に答えを書き込み、仕上げ。
4.まで完璧になったら、最後に問題集を自分で解いて仕上げます。
3と4で何度も何度も反復をしているので、ほぼミスなくすべての問題を自力で解けるようになっています。
こうしてきちんと暗記ができれば、95点以上は楽に取れるようになります。
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