Cocoです!
この記事では、リニューアルされたレアジョブ英会話 のスピーキングテストについて紹介します。
- レアジョブの新スピーキングテスト
- 新版スピーキングテストの内容
- 新版スピーキングテストの結果
- レアジョブの新版スピーキングテストは気軽に受験できる
- ビジネス特化のテストのため、テストで力を出せない人もいる
- まとめ
レアジョブの新スピーキングテスト
1.旧版スピーキングテスト
レアジョブのこれまでのスピーキングテストは試験官が採点を行っていた点が特徴的でした。
スピーキングテストそのものはオンラインで行いますが、録音されたデータを試験官が判定し、レベルやスコア(300点満点)を出していました。
そのため、スピーキングテストの代金として2,980円(あんしんパッケージ加入者は980円)が必要でした。
レアジョブ自身はだいたい3ヶ月ごとにテスト受験をすることを推奨していました。
採点は人力ですから、結果の返却までに短いときで10日前後、長いときで3週間前後かかっていました。
レアジョブは15営業日以内、としていましたが、だいたいそれより早く結果が返ってきていました。
2.新版スピーキングテストの特徴
新版のスピーキングテストの判定は、すべてAIが行います。
AIによる自動採点なので人の手がかからないことから、月1回は無料で受験できるようです。
また、結果の返却は受験が終わって3~5分後ときわめて早いことが特徴にあります。
AIが賢いかどうかはちょっとなんとも言えませんが(おそらくかなりのテストはしたと思うので大丈夫…だと思いたいです)受験→採点→結果返却に時間がかからなくなったのは、利用者にとっては嬉しいです。
無料なのもありがたいです。
3.新版スピーキングテストはビジネス向け
ひとつデメリットとして挙げられるのが、新版のスピーキングテストはビジネス向けであることです。
もちろんビジネスに関係ない内容もいくつか含まれてはいるのですが、全体的にビジネス寄りの質問が多くなっています。
ビジネスコースに在籍している方や、あるいは仕事で英語を使う機会のある方には比較的答えやすい質問が多いと思います。
でも、日常会話コースで日常会話や旅行で必要な会話を学びたい、という方にとっては少々厳しいかもしれません。
普段練習していないようなことをスピーキングテストで話さねばならないですから。
新版スピーキングテストの内容
新しいスピーキングテストですが、以下のような内容構成になっています。
Part1:インタビュー(10問)
回答時間:各20秒
一問一答式で様々な質問に答えていきます。
20秒しかないので、あまりたくさんのことは話せません。
Part2:音読(8問)
回答時間:各10秒
文章が表示されますので、その文章を声に出して読みます。
発音だけでなく、読み方から文章の理解度も評価します。
→ここが「音韻」評価につながるのかな。
適切なところで切りながら読めているかを確認されているようですね。
Part3:プレゼンテーション(1問)
準備時間:40秒、回答時間:60秒
トピックを与えられ、それについて話します。
「○○について触れて下さい」という条件が提示される為、それらを満たす必要があります。
長めの説明をどのように行うか評価します。
Part4:グラフ・図を用いたプレゼンテーション(1問)
準備時間:40秒、回答時間:60秒
テスト問題内のグラフや図を見ながら、それが示すものについて話します。
事実をどのように提示するかを、実際のグラフ・図の説明を通して評価します。
Part5:ロールプレイ(4問)
準備時間:40秒、回答時間:各応答につき30秒
トピックを与えられ、そのトピックについて音声と会話を続けます。
一方的な発話でなく、やりとりの発生する場での発話が評価されます。
→自動応答でどうやってロールプレイするんだ…と思ったら、ほんとに自動音声と会話にちかい形式で話すことになりました。
新版スピーキングテストの結果
受験してから数分後には結果を見ることができます。
だいたいこのような感じの結果を見ることができます。
1.総合評価
総合評価そのものはけっこうあっさりしています。
簡単に「いまできること」についての説明と、CEFRのレベル、レアジョブのレベルが記載されています。
旧版は300点満点で点数評価が出ていましたが、新版のレアジョブスピーキングテストには点数が表示されません。
2.各項目の評価
指標の項目は全部で6項目あります。
表現の幅、正確さ、流暢さ、やりとり、一貫性、音韻。
そしてそれぞれについて、CEFRでの評価と「今のレベルでできること」が書かれています。
また、今後どのように学習していけばよいかというアドバイスや、おすすめの教材がかなり具体的に書かれているのが特徴です。
ちなみにおすすめの教材に関しては、今回の場合、
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実用英会話 レベル4
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実用英会話 レベル5
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実用英会話 レベル6(2項目)
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実用英会話 レベル7(2項目)
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実用英会話 レベル8(2項目)
- 実践ビジネス レベル6
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実践ビジネス レベル7
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実践ビジネス レベル8
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実践ビジネス レベル9
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実践ビジネス レベル10
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Weekly News Article
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Daily News Article(2項目)
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カンバセーションクエスチョン 中級
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発音 ベーシックサウンド
とかなり見境なくおすすめされているので、これだと利用者側は結局どれを使っていいかわからなくなりそうな気もします。。
レアジョブの新版スピーキングテストは気軽に受験できる
新しくなったスピーキングテストは、日常会話コース在籍の場合は月1回無料で受けうることができます(ビジネス/中高生コースは月2回)。
無料で受験できることから、毎月テストを受けて進捗を確認するのが容易になりました。
ビジネス特化のテストのため、テストで力を出せない人もいる
新しいレアジョブのスピーキングテストはビジネス特化型のテストになっています。
そのため、仕事で英語を使う必要性のない人や中高生にとっては馴染みのない話題について話すことを要求されますから、普段どおりの実力を出すことができない可能性も考えられます。
レアジョブの新テスト、月に一回無料になったから覗いてみたけど、ちんぷんかんぷんだった。質問がほとんどわからず、あとビジネスがメインすぎて面食らってしまった。毎月受けて慣れていこう!
— ゆきらま (@ramazizumaka) 2020年7月29日
と、前向きコメントしてますが、あんなに、私の世界に吹いていないビジネス風を吹かされると、もうこのテスト受けん!とも思った。そのシーンで測れる事が多いからなんだろけどさ。英語をやるのにビジネスの世界を知らなきゃいけないのかな。困ったな。
— ゆきらま (@ramazizumaka) 2020年7月29日
なんとなく私が思うに、レアジョブはビジネス特化型のオンライン英会話サービスへの転向を図ろうとしているような気がします。
日常会話を含めて幅広くレッスンを提供しているオンライン英会話はかなり増えていますので、競合のより少ないニッチなところを攻める方針に切り替えつつあるのかもしれません。
あるいは、大口の顧客…つまり企業や学校…での利用を増やすことで、長期に渡り安定した利益を生み続けるようなシステムを模索しているのかもしれません。
スピーキングテストの対策に関するアドバイス記事はこちら。
まとめ
レアジョブの新版スピーキングテストは
- 無料で受験できる
- 結果返却は数分後
- ビジネス特化型のスピーキングテスト
という特徴があります。
無料会員(無料体験のみの人)は利用することができませんが、有料会員であればどなたでも受験できるようですので、ぜひ試してみてくださいね。
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