Cocoです。
最近、「学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)」をひたすら通勤中の車の中で聞き続けています。
車を運転しながら聞いているのでときどき聞き逃したりなんだりしますから、今は2周目に入っています。
これを読んで(聞いて)いて、はっとさせられたことがありました。
それは、ポジティブな行動・発言とネガティブな行動・発言との割合に関する部分でした。
「アウトプット大全」によると、仕事におけるポジティブとネガティブな行動や発言の比率は、ポジティブ:ネガティブが3:1、あるいはこれよりポジティブが多いほうがいいとのこと。
いっぽう、プライベート(夫婦間)では、ポジティブ:ネガティブが5:1、あるいはこれよりポジティブが多いほうがいいとのこと。
この比率を、私は意識したことがありませんでした。
私の夫の話をすると、夫は基本的にネガティブな話しかしないのです。
今は在宅勤務でずっと家で仕事をしていますが、私が仕事から帰宅すると「おかえり」の前に、自分のパソコンが言うことを聞かないだの仕事でこんないやなことがあったのだの、出先で入った店の店員の態度が悪いだの、車で出かけると赤信号に引っかかりまくるだの、とにかく不満のオンパレード。
この前は「自分のブログにYoutube動画を貼り付けられない!」とキレて自分の携帯を投げてました。
こうしてみたら?と私が提案をすると、夫はすねます。。。
そのうち夫婦間の会話はなくなりました。だって口を開けば不満しか出てこないわけですから、話をしても面白くもないし、建設的な話もできません。
提案をしても「あーはいはい、正論正論」と逆切れされますし、かといって私がその態度を叱るとふてくされます。見た目は50歳、中身はまるで幼稚園児。。。
私はといえば、夫の話の9割は愚痴ですので、もうまともに話を聞く気もありません。
夫からすると、あらゆる不満を私にぶつけることによって、ストレスを解消しているのでしょう。でも私からすればたまったものではないわけです。毎日毎日私のせいではない、私にはどうしようもない不満をぶつけられると、聞く側は気が狂いそうになります。夫がそれに気づいているかどかは知りませんが。
でもこれって、気づけば私もやってしまっています。ついネガティブなことを言っちゃう。
人間ですから、ネガテイブな感情を抱くことは必ずあるはずです。でもそれをアウトプットして人に伝える必要はあるのかな? 人に伝えたとして、聞き手はそれをどう捉えるのかな?と。
聞き手は少なくともネガティブな発言に対していい気持ちになることはありませんよね。
ネガティブ発言のデメリットはたくさんあります。
その中でも特に「総じて不幸になってしまう」ということが問題です。
聞き手もいい気持ちを抱きませんし、話し手もネガティブ発言、つまりネガティブなアウトプットを行うことで、それが自分の意識に刷り込まれるようになります。
ネガティブなアウトプットを繰り返していると、ネガティブな情報ばかりが目に入るようになり、それを誰かに伝えようとします。
で、最終的にどうなるかというと、人生を振り返ると、悪いことしか起きていないような錯覚に陥るんですよね。
私の夫がまさにこれです。
人の振り見て我が振りなおせとは言いますが、私も自分の思考と行動に気をつけていきたいと考えるようになりました。
まずは自分の発言に細心の注意を払うこと。自分の発言の中で、よく使われるネガティブ発言が必ずあります。それをいくつかピックアップします。
これは自分の話していることを半日ほどでも録音しておき、あとで聞き返せばすぐに判明します。SNSなどの発言履歴を追うことでも確認できます。
そしてその単語を言うたびに自分にペナルティを課します。
同時に、他人のいいところやその日あったいいことをノートにでもメモしていきます。簡単に日記をつけるなど。これならちょっとした時間があればできますし、箇条書きならいくらでも出てきます。
英会話をしていて講師と話していると、講師の考え方は基本的に常にポジティブです。私が「できない、無理~」と尻込みしていても、「あなたならできるから大丈夫!」ととにかく励ます促す。
もちろんできたらほめる、できなくても挑戦した努力をほめる。difficultというより、challengingといいなさい、などなど。
ようはこれを見習えばいいわけですよね。そして、ポジティブなアウトプットとネガティブなそれの比を3:1にするところから始めて、最終的にはポジティブの割合をどんどん増やしていけばいいわけです。
そうすることで、少なくともネガティブ発言はだんだんと減ってくるはずです。
ちなみに、「アウトプット大全」によると、ネガティブ発言を繰り返す人は、そうでない人と比較すると、将来認知症になる可能性がグッと高くなるそうです。私も気をつけます。
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