Cocoです。
高校入学おめでとうございます。
…と言っても、きっと、このページをご覧になっているあなたは、高校に入学できたことをあまり嬉しいと思っていないかもしれませんね。
入学した高校が合わなくて悩んでいる、という方は、毎年かなりの数にのぼります。
この記事では、そんなときに考えたいことを書いていきます。
- 1.ゴールデンウィークまでは頑張ってみよう
- 2.住んでいる地域の転学制度を調べてみよう
- 3.転学のメリットとデメリット
- 4.通信制高校を選択肢に入れてみよう
- 5.通信制高校の資料が請求できるおすすめのサイト
1.ゴールデンウィークまでは頑張ってみよう
高校に入学したけれど、なんだか雰囲気が合わなくて通いづらいと感じている人は、実は意外と多いんです。
Coco自身も、実は高校1年生のときはクラスに友達が1人しかできなくて辛い思いをしていました。
でもそれは、たとえば1年から2年に上がるときのクラス替えとか、部活動に入って他のクラスの生徒と知り合うとか、そういう「環境が変わること」によって徐々に改善されていくこともあります。
入学したばかりだと、本当に仲のいい友達をすぐに見つけるのは難しいことですし、まだお互いに信頼関係ができているわけではありません。
時間が解決してくれることもありますから、とりあえずゴールデンウィークが始まるまでは、どうにか頑張って通ってみませんか。
それでもどうしても高校に通うのが辛いと感じているようでしたら、ゴールデンウィークの間にあなたのおうちの人に相談してみましょう。
2.住んでいる地域の転学制度を調べてみよう
合わないからといって高校を辞めてしまうのは簡単ですが、そうすると今後の人生がたいへんになってしまいます。
どうしても通っている高校が合わなくて辛い場合、通う高校を変える、つまり「転学する」という手を使うことができます。
ただ、転学すると言っても簡単にできるわけではありません。
学校や住んでいる地域の規則によりますが、だいたい転学する場合は以下のような条件が課されていたりします。
- 入りたい高校の定員に空きがあること
(空きがなければ受け入れてもらえない) - いま所属している学科と同じ科であること
(例:工業科から工業科への転学はできるけれど、工業科から普通科への転学はできない) - 転学の試験があるので、それに合格しないと許可がおりない
- 「いまの学校が合わないから」という理由での転学を認めないところもある
転学するためには、入りたい高校の定員に空きがある、というのが大きな条件になってきます。
特に公立高校の場合、定員に空きがなければ転学の試験を行いません。
たとえば人気の高校で、その学校を辞めてしまう人がとても少ないような場合は、入りたくても入れません。
中学校までは基本的には全国どこの学校でもほぼ同じ内容・カリキュラムで学習してきました。
でも高校からは学校ごとにカリキュラムが大きく異なります。
いまいる高校の学科と同じ学科への転学は受け入れてもらいやすい傾向がありますが、そうでない場合はカリキュラムが大きく異なるため、転学試験を受けられないことがあります。
転学をするためには、受け入れ先の高校が実施する「転学試験」を受けて合格する必要があります。
この転学試験は、高校入試のように「必ず一定数の生徒を受け入れなければならない」というものではありません。
たとえば、転学の募集人数が5人、志願者が5人だったとしても、合格者が0人、ということはありえます。
特に公立高校の場合「両親の転勤による引っ越し」であれば転学を認めるけれど、それ以外の理由での転学をよしとしないような地域もあります。
また、いま通っている高校が私立高校の場合、「合わないから」という理由では転学の書類を用意してもらえないこともあります。
それは、たとえば私立高校に入学した人が学校が合わないからと言って公立高校に行ってしまったのでは、その私立高校は経営が成り立たなくなってしまうからです。
このように、転学するためにはさまざまな規則や取り決めがありますので、どうしても転学したいという場合は、まずは自分の地域の規則を調べてみましょう。
都道府県の教育委員会のWebサイトから調べることができますし、直接教育委員会に相談するなどしてもいいかもしれません。
3.転学のメリットとデメリット
高校を転校、つまり転学するメリットとデメリットを考えてみましょう。
3-1.転学のメリット
- いまの苦しい環境から逃れることができる可能性がある
- 新しい環境で楽しんで高校生活を送れる可能性がある
3-2.転学のデメリット
- 希望している高校に入れない可能性がある
- 新しい環境でも合わない可能性がある
- すでに友人関係が出来上がっているところにひとりで入っていく勇気が必要
- 制服や教科書などの買い直しによって費用がかかる
4.通信制高校を選択肢に入れてみよう
Cocoがかつて教えていた生徒さんが、公立高校から私立の通信制高校へと転学しました。
その生徒さんは、高校に入ってからいじめられてしまい転学することを決めました。
今はたくさんの通信制高校があります。
「通信制」と言っても、全国に塾のような小さな教室があり、そこに通って学ぶことのできるような通信制高校がたくさんあります。
私の元生徒さんは、近くの小さな教室に週3回通いながら学んで、高校を卒業しました。
その後コンピュータ系の専門学校に通い、今は就職して働いています。
このような「近所の教室に通う」タイプの通信制高校なら友達もできますし、孤独に学び続けなければならない、ということもありません。
学校によってはクラブ活動が充実していたりすることもありますし、アートやメイク、美容などなど、普通の高校では学べないようなことを学べるような通信制高校もたくさんあります。
5.通信制高校の資料が請求できるおすすめのサイト
通信制高校相談センターでは、通信制高校への転学を考えている人の相談を受け付けたり、通信制高校の入学案内などを行っています。
また、なるには進学サイト を利用すると通信制高校の資料請求ができますので、たくさんの通信制高校の資料を取り寄せ、特徴を比較しながら決めることができます。
このようなサイトを利用して通信制高校を探してみると、あなたに合う転学先の高校が見つかるかもしれません。
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