Cocoです。
もう4月ですので、あらかた新入学の準備も終わっていると思いますが、まだできてないよ!という方はこの記事を参考にしていただければと思います。
クレパスか?クレヨンか?
小学校に入学するとき、事前に準備してほしいもののリストが渡されますよね。算数セットとか、はさみとかのりとか。
その中に、クレパス VS クレヨン があります。
クレパスと言えば、これが有名で
クレヨンと言えば、こっちが有名(Cocoは教員時代はこれ持ってました…絵が時間内に描き終わらない児童のお手伝いやってましたので、自分の画材は自分で持ってました)。
小学校の場合、だいたい「クレパス」指定です。
どっちも一緒でしょ!と思われるかもしれませんよね。
でも実は、クレパスとクレヨンって描いたときの感触がぜんっぜん違うんです。どんな絵を描きたいかによって、かなり向き不向きが大きく異なります。
小学校側が「クレヨン」指定をしていない場合は、「クレパス」を探して買うといいと思います。
(まあ、学校の先生も画材の特徴なんて知らない方が多いのですが、実際に描いて比較するとその差は歴然です)
クレパスとクレヨンの違い
クレパスとクレヨンって何が違うねん、というと、含まれる油の多さです。
クレパスのほうが油が多く、べっとりなめらかです。小学校1年生や2年生の図工でよくやる手法である「画用紙の白いところがなくなるまで塗りつぶす」がしやすいんです。
一方、クレヨンは油控えめのヘルシーさん。描き味はややガリガリしていて、主に線画に向いており、「塗りつぶす」のは苦手な画材です。
昔働いていた小学校は、入学時の指定が「クレパスまたはクレヨン」だったので、みなさん保育園や幼稚園の頃に使っていたものを持ってきていました。
そうすると、図工課題の仕上がり具合が「クレパス」さんと「クレヨン」さんでかなり異なるんですよ。
「クレパス」使用の児童の作品は、ほんとに画用紙の紙の色が全く見えなくなるまで塗りたくることができるのですが、「クレヨン」使用の児童の場合はそうはいきません。
クレヨンで画用紙の紙の色が見えなくなるまで塗りたくろうとすると、スポンジとかティッシュとか、そういう道具で伸ばしながらやる(それでもかなりしんどい)しかないんです。
(ちなみに大人がアート作品を作るときに使う「パステル」という画材は、クレヨンよりもっと油が少なくサラサラしているので、そのまま描くこともできますし、削ってファンデーションのパフなんかで塗りながら描くこともできます。)
だから、今からあわてて道具を揃えるご家庭に言いたいのは、
クレパスを買ってください!
ということ。
個人的にはクレヨンの描き味は好きなんですけどね。
参考までに、クレパス画
クレパスはこのようにかなり細部まで丁寧に塗り込むことができます。
最寄駅ファンタジー。
— 禄田さつ(宮代渚) (@rokuta_satsu13) 2020年3月29日
Instagram→https://t.co/d0T3hwle4a#オリジナルイラスト #クレパス画 #Instagram pic.twitter.com/yfT4xqwAKs
サクラクレパス画 pic.twitter.com/zMFU8KMxuw
— cha_bo (@cha_bo39) 2014年9月14日
参考までに、クレヨン画
クレヨンは「塗りつぶし」が苦手な画材です。
ワオキツネザル
— ティンくん🎨 (@tinkun0107) 2020年3月31日
クレヨンで描きました!#クレヨン画#絵描きさんと繋がりたい #ティンくん#発達障害#パラリンアート pic.twitter.com/jGNRPO5BmS
こういう「線画」が得意な画材です。
池袋のカフェにて#クレヨン画 #猫 #犬 #猫好き #犬好き #猫のいる暮らし #3枚目は愛猫 #うちの子 #日向ぼっこ #egg pic.twitter.com/eDd3McX4mQ
— 冴 (@__A_Ne_Mo_Ne__) 2020年3月26日
Cocoが通信制大学の図工の講義で描いたものもあります。
宮沢賢治「やまなし」をテーマにしたクレヨン画です。
おわりに
まだ買ってないよ!という保護者のみなさま、特に指定がなければクレパスをどうぞ。
色は12~16色あれば十分ですので。
最後に、下のバナー【日本ブログ村】を応援クリックをして頂けると大変ありがたいです。ご愛読ありがとうございました!