Cocoです。
予習+レッスンでしっかり英語のトレーニングを積み上げるタイプのオンライン英会話「スパトレ」。
以前、立ち上げ当初に体験してグダグダだったのですが、あれから半年たったので再度無料体験に挑戦してみることにしました(スパトレさんには2度目の無料体験を了承してもらっています)。
オンライン英語学習サービス「スパトレ」でできること
スパトレはオンライン英会話サービスの仲間ですが、ここの大きな特徴は「自習(予習)がメインであること」です。
テキストをしっかり予習して、予習が終わった段階でレッスンを受けるようなシステムです。
レッスン予約時に予習課題のアップロードをする必要があります。
先に書きましたが、学習のメインとなるのは個々の自主学習。
レッスンはあくまでもペースメーカーとして使うとか、あるいは自主学習だけではできないこと(発音のチェックなど)をしてもらうこと、という位置づけになります。
ここの大きな特徴は、市販の英語教材を使うことができる点にあります(一部の学校教科書も使用可…これ、学校教科書を使えるのは中学生や高校生にとっては大きなアドバンテージになると思ってます個人的には)。
スパトレのプラン
スパトレが用意しているプランは2つだけ。シンプルでわかりやすい設計です。
- 毎日1レッスンを受けられる「スパトレプラン」(4,900円/月)
- レッスン回数無制限の「無制限プラン」(6,380円/月)
でも予習必須ですので、レッスン回数無制限にすると予習が追いつかなくなりそう。
無料体験時にどちらかを選んでから体験を行うのですが、Cocoはとりあえず毎日1レッスンの「スパトレプラン」を選択しました。
気になるのは料金がやたら安いことです。
以前はオンライン英会話と言えばWeblio英会話が非常に安かったのですが、ここはWeblio英会話よりも安いです。
スパトレでレベルチェックをやってみた
(1)初回トレーニングの予約
さて今回、2度目の無料体験ですが、再度レベルチェックからのスタートでした。
画像のように、初回レベルチェックは4人の講師から選択することができました。
まだ講師数は少ないようでしたが、夕方~夜間の予約枠はそれなりにありましたので、仕事をされている方でも無料体験はやっていただけるのではないかなと思います。
それぞれの講師をクリックすると、講師のプロフィール画面にいくことができます。
このときに予約可能時間をチェックすることもできます。
このときは、初回の予約ができるのは上記の4人の講師。
国はそれぞれ左から、ブラジル、サウジアラビア、オーストラリア、フィリピン。
オーストラリア!?
なんでネイティブが混ざってるの…。こんなに安いサービスなのに…。
今回はテストなので、慣れているフィリピン人講師を選択しました。
一番右のお姉さんです。
フィリピンの訛りは慣れていますが、他の国の訛りは慣れていないため、聞き取れなかったらいやだなあと思って無難にフィリピンを選びました。
※現在、初回テストを行うことのできるトレーナーはもっと数が増えています。
(2)トレーニング前にしておくこと
初回トレーニングは単なるテストなので、予習だとかの事前準備は特に必要ありません。
強いて言うなら。
Skypeを利用してレッスンを受けることになるので、事前にSkypeの利用設定を済ませ、レッスン時間の5分前にはSkypeを立ち上げておくことくらいです。
レッスン時間直前に講師からコンタクトリクエストがくるのでそれを承認します。
このへんはレアジョブで慣れているので、いつもどおりにしてコールを待ちます。
レッスンが始まると簡単な自己紹介をすることになりますので、オンライン英会話がまったく初めてだという場合は、事前に自己紹介文をつくっておくことをおすすめします。
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(3)レッスン開始…開始時に注意すべきこと
時間ぴったりに講師から着信がありますので取って挨拶をし、声は問題なく聞こえるか、ビデオはちゃんと見られるかの確認があります。
これもオンライン英会話ではよくあることです。
ここで大事なことは、講師とビデオチャットがちゃんとできるか確認しておくことです。
スパトレの初回は、講師がSkypeの「画面共有」機能を利用してテストが行われるので、ビデオがきちんと見られないと苦労するかもしれません。
また、スマホの小さな画面よりもPCやタブレットの大きな画面のほうが見やすいですので、初回の受講はPCをおすすめします。
生徒側がチャットボックスに回答を書き込んでいくことになりますので、チャットの使い方もある程度確認しておきましょう(LINEと使い方はほぼ同じですが)。
(4)初回レッスンの流れ
初回レッスンの流れは以下のとおりです。
- 講師と挨拶、ビデオが問題ないかの確認
- 自己紹介
- テストの概要の説明
- テスト(大問6まで)
- テスト終了後の説明
- レッスン終了後、講師から講評が送られる
(5)テスト
初回の実力テストは全部で6つのパートにわかれています。
- ディクテーション
- リスニング
- 単語
- スピーキング
- インタラクション
- リーディング
ディクテーションとは、聞こえた英文を書き取ることです。
前回は1つの文章をすべて書きとるテストでしたが、今回は英文の一部に穴があり、音声を聞いて、その空欄にあてはまる単語を書くようなテストになっていました。中学英語~高校初級レベルの易しい英文です。
リスニングは、短い文章を聞き取り、質問に答えるというもの。
2題あり、1つは比較的ゆっくりの音声、もう1つはかなり速い音声でした。
単語に関しては、(1)その語を「知っている」「知らない」、(2)その語の意味を「知っている」「知らない」で判断していくだけですので易しいです。
出題される語彙は英検3級レベルから英検1級?レベルあたりまでかなり幅広いです。
スピーキングとインタラクションはちょっと何が異なるのかわかりませんでした…講師が質問をするので、それに対して英語で答えるだけです。
といってもYes/Noで答えられるような質問ではありませんが。
リーディングでは、TOEICを受けたことがあるなら最初にリーディングのスコアを尋ねられます。
そのあと、そのスコアに応じて英文が示されますので黙読します。
黙読が終わると、その英文に関する質問がありますので、それに答えます。
Cocoはリーディング355(2年前)ですが、355だとわりと難しい英文が出て、全く答えられませんでした…。笑
(6)テストが終わったら
スパトレでは、講師がSkypeのレッスンを録画してくれているので、レッスンが終わったらその録画映像をSkypeで共有していただけます。
それをつかって生徒側は復習することができます。
また、講師からレッスンレポートが届きます。
「日本人のサポートから、今回の評価が届くからそれまで待っててね!」と書かれていました。
講師からの評価などは特になし。
仕方がないのでスパトレの中の人から結果が届くのを待ちます。
1営業日以内に届くとサイトには書かれています。
レベルチェックテストの結果
さて1日経って、予定通りレベルチェックテストの結果が返却されました。
結果はメールにpdfファイルが添付された形で返ってきます。
その結果がかなり中身が濃くてびっくり。
これ手作業で入力・出力するのすっごく大変だと思うのですが、誤字があったので中の人が手作業で1人1人にあてて作っておられるようです。
※現在はスパトレのWeb上から結果を確認することができるようになっています。
(1)こちらの回答内容と講師からのコメント
レッスン受講前に英語学習の目的を尋ねられていたのですが(選択式)、私にとってはちょうどいい選択肢がなかったので、とりあえず適当に「ネイティブに近い英語力」と無茶なことを書きました。
下段の「英語講師として~」は、レッスン内で話していたので、そこから判断されたようです。
担当コーチ(テストをしてくれた講師)からのコメントは
- 単純な言葉や文章から複雑なものまでを使い、自分の考えをタイムリーに表現できる。
- 自分の考えを表現するための適切な言葉を見つけるのに時間がかかることがある。
- リスニング力はすごい。
- 語彙力と読解力をさらに伸ばす必要がある。
ということでした。
(2)日本人サポートからのコメント
語彙力に関しては知識として十分な数をお持ちですが、トレーナーからのコメントにもあるように少し語彙が出てこない傾向があるようでした。
せっかく単語レベルが高いので、適切な表現でよりスムーズに英語を話せるようにレベルアップしていきたいですね。
それらを訓練するために授業で行いたいことが以下です。
- 解答を1度行って、トレーナーがレビューしたあとにもう一度同じ問題に回答いただく(1回目にうまく運用できなかったももを使えるものへ進化させる)
- 単語リストを各授業の終わりにフィードバックとしてトレーナーが共有するので必ず覚えて、次回の授業の最初にテストする
…という具合で、学習の方針、レッスンの受け方に関するかなり詳しい内容のコメントをいただきました。
何度か同じ質問に対する回答を行うというのは、レアジョブで同じ教材をひたすら使いまわして自分でもやっていますが、まだ数が足りていない、ということです。
あと語彙。単語テストあるのは正直助かります。 自分でやってるとサボるので。
(3)テストの結果
テスト結果に関する記述がかなり長いので一部抜粋します。
(A)語彙:「初級- 楽しく会話がはずむ英単語」レベル(3000語程度)←もっと多いはずだけど実際使えるのはこのくらいかという感じ
単語量をもう少し意識的に単語数を増やしたいです。単語集などを使った意識的単語増強、文章を読む・聞くことを通じた語彙の習得に取り組んでいきたいです。
(B)文法:「中級」
文法の知識は既にお持ちだと思います。ただし、簡単な構造のものに限定されていること(例えばSVOO/SVOCのような構造を持つ動詞を積極的に話す際に使う傾向があるが品詞を適切に当てはめるのに時間がかかる)、時制まで意識がいかないことがあるように見受けられました。
(C)言語認識:「中級」
英語の音変化やスピードへの対応ができています。
" P "のような無声音、" L "のような日本人が苦手とする音が聞き取りにくいようです。
…という具合でかなりがっつり記述してくれています。
スパトレのテストは、生徒自身の英語に関する「インプット」と「アウトプット」がどのくらいのレベルでできているのかというのを確認しているように感じます。
全体的な評価としては、私の場合は
- インプット:6/10
- アウトプット:6/10
という評価が数字で出ています。
(4)教材と学習方法
最後に、私が教材として使っていくのに適している書籍や「スパトレ」内でのレッスンについて述べられています。
私に適しているとコメントがあったのは以下の通り。
DUO 3.0
学習方法: 自習もしくはShadowing
知っている単語を使えるものにすること、難易度が少し高い新出語彙を習得する目的で使う。音声変化・スピードへの対応や強化のためにシャドーイング教材として利用することもオススメ。
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
学習方法: 瞬間英作文
話す際に、文が長くなり構造が複雑になると繋がりを描けていない。「瞬間英作文」でスキルの補強を行うことで効果的に学習できる。
瞬間英作文の指定の方法で音声データを使いながら練習する。発音やできているかの確認チェックにスパトレのトレーニングを利用。
(私の場合は自習のみで取り組んでもOK)
仕事・人生で活かせる英語の名言135
学習方法: Definition
表現力が強化でき、かつ有名なビジネスマンの発言・格言についてどう思うか自分の言葉で説明することを通じて組み立てスキルの向上が可能。少し難易度が高いテーマについても自分の思いやアイデアをうまく伝えられるよう訓練する。
スパトレオリジナル教材:『コミュニケーションストラテジー』
学習方法:ロールプレイ
会話を円滑に進めるためのテクニックを身につける。
スパトレオリジナル教材:初心者向けディスカッショントピックもしくは記事を使った各種ディスカッション教材
学習方法:ディスカッション
読むこと・聞くことを予習し、授業ではその内容をもとに話す訓練を行う。
まとめ
スパトレの初回はテストでした。
無料体験期間にもかかわらずかなり詳しい結果をもらうことができてびっくりしています。
スパトレは1ヶ月ほど継続して取り組む予定ですので、この後はトレーニングの様子について書いていきたいと思います。
ちなみに、2020年6月現在、実力診断テストは以下のようになっています。
スパトレを2ヶ月続けた感想はこちら>>>
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