Cocoです!
この記事では小学校教員資格認定試験の受験対策におすすめしたい書籍を紹介していきます。
1.教職教養
教職教養というのは、教育原理とか教育法規とか教育史とか心理学とか、そういう「共育に必要な知識」をまとめたものです。教員採用試験では校種を問わず出題されたりします。
Cocoが使っていたのはLECの「これだけ覚える」シリーズです。頻出度別にA、B、Cの3段階にわかれていて、小学校教員資格認定試験ならAとBのみ覚えれば十分合格ラインに達します。
「らくらくマスター」も人気です。小さくて持ち運びしやすいです。
東京アカデミー「オープンセサミ」シリーズは小学校教員資格認定試験でも教員採用試験でも大人気の参考書・問題集です。受験会場に行けば3分の1くらいの方はこれを持っています。参考書は「1」と「2」の分冊です。
こちらは「オープンセサミ」の問題集です。
「セサミノート」は穴埋め式の問題集です。ランナーと作りが似ています。
2.小学校全科
小学校全科というのは、いわゆる国語とか算数とかの学習指導要領の内容+その教科の知識をつけるためのものです。中は科目ごとにわかれているので、自分が選択した科目だけ読みましょう。
Cocoが受験したときに使っていたのはLECの「これだけ覚える」シリーズ。A5版で手軽に持ち運べるサイズです。赤シート付き。
これ1冊で対策できたので楽ちんでした。丸暗記するだけ。
似たようなシリーズで「らくらくマスター」も人気です。
東京アカデミーのオープンセサミシリーズはとても人気です。ちょっと大判なので私はあまり好きではないのですが、受験会場に行くとこれを持っている方がわんさかいらっしゃいます。
3.学習指導要領解説
学習指導要領解説は学校教育のベースになるものですので、論述試験で使う科目は最低限購入しましょう。できれば全科目分まとめて購入しておくと、教員になってから困りません。平成29年告示版が最新のものです。
4.小論文
2020年の試験がどうなるかちょっとまだよくわかっていませんが、従来の3次試験と同様、おそらく小論文と言うかレポートというかは課されるかと思います。
小論文が苦手な方は、教員採用試験対策のついでだと思って少しずつ対策をしておくと楽ですよ。
5.学習指導案
学習指導案は研究授業のときなどに事前に作る「授業における先生の行動計画書」のようなものです。2019年までの3次試験では、実際の小学校で授業を見学し(何年生のどの科目の授業を見学するかは会場ではじめてわかる)その授業の「学習指導案」を作る、というような試験がありました(2020年度からは二次試験で実施される予定)。
慣れてしまえばそこまで難しいものではありませんが、はじめて見ると「えっ、こんなに書かなきゃいけないの?」と戸惑いますので、基本の書き方は押さえておきましょう。
なお、教員になると、市の教育委員会などがテンプレートを配布してます。

アクティブ・ラーニング対応 わかる! 書ける! 授業改善のための学習指導案 教育実習・研究授業に役立つ
- 作者:藤村 裕一
- 出版社/メーカー: ジャムハウス
- 発売日: 2015/03/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
どうしても学習指導案の書き方が不安だ!という場合は、以下のYoutubeシリーズをおすすめします。授業まるまる1時間分が撮影されています。この授業の学習指導案もリンクから参照することができます。
まずは学習指導案に目を通し、動画を見ながら学習指導案にそって授業が行われていることを確認するといいと思います。
最後に、見た動画の学習指導案を自分で書いてみて、お手本の指導案と見比べて足りないところを探す、という方法が使えます。
これは算数の授業。
今年、受験をする方たちが合格できますように。
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