Cocoです。
よく中学生や高校生から「集中するために音楽を聴きながら勉強したいけれど、いいかどうか」を尋ねられます。
確かにうるさい場所で勉強しなければならない場合、集中するために音楽が必要になることもあるかもしれませんね。
そこで今回は、音楽を聴きながら勉強することについて、私の考えをまとめました。
- 音楽を聴きながら勉強のは効率的か?
- 音楽を聴きながら勉強するのはアリ
- 自分が勉強に集中するために音楽を聴くときの注意点
- 音楽を聞いて勉強するときの周りの人に対する注意点
- 勉強に集中できるおすすめの音楽
- 自分が集中できているかどうかの目安
- 音楽を聞くときは社会よりも数学を
- まとめ
音楽を聴きながら勉強のは効率的か?
音楽を聴きながらの勉強が効果的・効率的なのかどうかは個人差があります。
人によって効果のある場合とない場合があります。
もちろん、音楽があることで集中できなくなる人もいます。でも、集中して勉強に取り組める人がいるのも事実です。
だから、「音楽を聴く=悪いこと」だと決めつけてしまわずに、自分がどのような環境で勉強するのが一番いいのかを試行錯誤しながら見つけることが必要です。
音楽を聴きながら勉強するのはアリ
実は私個人は、静かな環境で勉強するのがとても苦手です。
例えば図書館や塾・予備校の自習室のようなとても静かな環境で勉強しなければならない場合、「自分が立ててしまう音」が気になって気になって集中できなくなるんです。
自分が立ててしまう音というのは、例えば本のページをめくる音だったり、ペンでノートに字を書くときの音だったり、椅子を引いたときに出る音だったり、自分の呼吸の音(つまり鼻息)だったり。
静かすぎる環境だと、逆に自分が立ててしまう音が周りの迷惑になってしまうのではないか、と気にしてしまうんです。過剰なほどに。
だから私は「静かすぎる環境」で勉強することが苦手で、必ず雑音のあるところ…例えばカフェだったりファミリーレストランだったり…で勉強します。
以上のような理由から、私自身は静かな環境で勉強するのが本当に苦手なので、どうしても音楽を聴かないと集中できない、という人は音楽を聴きながら勉強するのはありだと私は思っています。
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自分が勉強に集中するために音楽を聴くときの注意点
とはいえ、音楽を聴くときにもいくつか注意点があります。
自分に対する注意点1:興味のない曲を聴く
音楽を聴きながら勉強するときは、「自分が興味のない曲」を聴き、自分が好きな曲を聴くのはできるだけ避けるようにします。
自分が大好きな歌手やバンドの歌を聴くと、つい歌詞を口ずさんだり、大好きな歌手のことを想像したりしますよね。
これでは音楽に意識がいってしまうので、勉強に集中できません。
逆に、全く興味のない音楽を聞いた場合、興味がないので音楽に意識が行きません。
音楽をあくまでもBGMとして捉えることができるので、勉強に集中できます。
自分に対する注意点2:日本語や英語の曲を避ける
日本語や英語の曲だと、どうしても歌詞に意識が向いてしまいます。
なぜかというと、日本語や英語はある程度聞けば理解できるからです。
集中させるために音楽を聴くのですから、できるだけ自分の意識が音楽に向かないようなものを選びましょう。
音楽を聞いて勉強するときの周りの人に対する注意点
音楽を聴きながら勉強をするときは、周りの人に対する配慮も忘れないようにしましょう。
とても静かな場所で音楽を聴きながら勉強をするときは、かなり音量を小さくしないと、周りに音が漏れてしまいます。
そうすると、静かでないと勉強できない人にとっては、あなたのイヤホンから漏れる音がとっても迷惑に感じますよね。
周りの人のことを気遣いながら、音楽をかけて集中するようにしましょう。
勉強に集中できるおすすめの音楽
Cocoの場合、勉強中に聴いているのは
- クラシック音楽
- Youtubeの作業用BGM(人の声が入っていないもの)
のどちらかです。
集中するために、人の声の入っていない音楽を選ぶようにしています。
また、クラシック音楽の場合はオペラなどの「歌」もありますが、クラシックの歌のほとんどはドイツ語かイタリア語ですので、どんなに耳を凝らして聴いても私は意味を理解できません。
こういう曲は「ただの雑音」として脳が処理してくれます。だから「クラシック」「作業用BGM」をメインで選びます。
ちなみに私の塾の教え子は、以下の動画をずっと流しっぱなしにしています。
誰でも聴いたことがあると思いますが、「パッヘルベルのカノン」がひたすら1時間流れるだけの動画です。
時間は1時間2分と、ほぼちょうど1時間の長さなので、勉強時間の管理がしやすい、と塾の生徒は気に入って使っています。
私は仕事の作業をしているときはたいていこれをかけています。
自分が集中できているかどうかの目安
自分が集中できているのはどういうときかというと、「聴いているはずの音楽が聞こえない」ときです。
ただの雑音として脳が処理してしまうとき、そしてきちんと集中できているときは、音楽をかけていても音楽が聞こえません。
裏を返せば、音楽を聞いたほうがいいか迷っているときは、聴きながら1時間勉強してみて、音楽に少しでも意識が向くようならそれはあなたには向いていないということです。
逆に音楽が全くじゃまにならない、ほとんど聞こえずきちんと集中できるようなら、あなたは音楽を聴きながらでもきちんと勉強できるのかもしれません。
音楽を聞くときは社会よりも数学を
音楽を聴きながら勉強するときは、実はあまり暗記科目の勉強は向いていません。
ただ何かを覚えるという勉強をしているときは、基本的には音がないほうが頭に入りやすいです。
数学とか、国語や英語の読解問題とか、考えながら解いたり処理をするタイプの勉強をしている場合には向いています。
まとめ
音楽を聴きながら勉強するのは(個人差がありますが)、そのほうがより勉強に集中できるならアリです。
音楽を聴くときの注意点として
- 興味のない曲を選ぶ
- 日本語や英語の入っていないものを選ぶ
- 音漏れに注意する(周りの人に配慮する)
が挙げられます。
また、音楽を聴くときは、いわゆる暗記科目の勉強よりも、「考える」「処理する」という勉強をする科目が向いています。勉強中に流している音楽が聞こえなくなるようであれば、きちんと集中できているという目安になります。
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