Cocoです!
英語といえばHello.とThank you.くらいしかわからないけれど、英語を話せるようになりたい。
そう思って英会話教室やオンライン英会話への入会を検討している方は多いです。
ところが、オンライン英会話で無料体験をしたものの、「やっぱり私には無理かも」と自信を失くしてしまう方も、実はかなりの数います。
そこでこの記事では、初心者によくある不安と、それを解消する方法について、いくつか紹介していきます。
この記事を読んだら、少しだけ勇気を出して無料体験や入会をしてみましょう。
- 「できない」自分と向き合おう
- 「え?」と聞き返されるのが怖い
- 自分が話している間、相手が反応してくれない
- 相手に「はぁ?」と言われるのが怖い
- テキストが難しく見える
- 講師の言っていることが聞き取れない
- 言いたいことが言えない
- 不安は英語学習者どうしで共有しよう
「できない」自分と向き合おう
無料体験でありがちなのは「講師の言ってることがわからなくて途方に暮れる」ということです。
レアジョブの場合は日本人の講師がいません。そのため、講師はレッスン中ずっと英語で話しかけてきます。
それが聞き取れない、文字を打って送ってもらってもわからない。
途方に暮れて自信を失くしてしまいます。
でもこれ、当たり前のことなんですよ。
今まで英語なんて使ってきたことがないのだから、そして英語の音に慣れていないのだから、聞き取れないし、文字を見てもわからないのは当然のことなんです。
英語を話せるようになるためには「聞き取れない自分」を自覚して受け入れるところから始まります。
私自身は、オンライン英会話を始めて3年目になりますが、いまだに聞き取れないこともかなりありますよ。でもそれが当たり前なんです。
初心者のあなたが、講師の言っていることを完璧に聞き取れて完璧にコミュニケーションが取れるなら、そもそも英会話なんてやる必要ないですよね?
それができないから、そして、できるようになりたいからやろうとしているんですよね。
正直、ちっぽけなプライドがズタズタになるので、「できない自分」を突きつけられるのは、とてもつらいし悲しいです。
でもこれは、誰もが通る道です。
あなただけではありません。
「え?」と聞き返されるのが怖い
どうにか聞き取れて、それに答えようといろいろ話しても、
"Sorry?"
"What do you mean?"(どういう意味?)
と聞き返されることがあります。
こういうことは当たり前のように起こります。
特に初心者のうちは、1レッスンで3~5回くらいは聞き返されます。
そうすると、「あっ、今のは伝わってないんだ!」と思ってしまって、急に自信がなくなって、落ち込んで、声がどんどん小さくなってしまいます。
Cocoは今でもこれがありますよ。
ニュースのディスカッション中によく起こります。
今は週に1回あるかないかくらいですが、レアジョブを始めて間もないうちは、5分に1回くらいのペースで聞き返されてました。
正直なところ、これの克服方法は私はまだ見つけていません。
ただ、聞き返される頻度を減らすための方法はあります。
それは、大きな声で話す、ということ。
たったこれだけ。
伝わらないのは、もちろん発音が違っていたり、単語を間違って使っていたり、文法がぐちゃぐちゃで講師が理解できない、ということもありますよ。
でも、聞き返されたときに、全く同じことを、ゆっくりはっきり大きな声で、再度言い直すだけでも面白いくらい伝わります。
相手も人間ですし、英語を話せない人との会話は慣れていますから、この生徒はこういうことを言いたいんだろうな、と推測しながら聞いてくれています。
だから、聞き返されたときは、ゆっくり、はっきり、大きな声で伝えましょう。
たったこれだけで、ほんとにちゃんと伝わりますから。
(そして、伝わたときの安堵感!小躍りしたくなるくらい嬉しくなります)
自分が話している間、相手が反応してくれない
これも最初のうちは不安になります。
こちらが話している間、相手はじーっと画面越しにあなたの顔を見ているだけで、全く反応してくれなかったりします。
これは文化の違いです。
相手の話が終わるまではずーっと聴いてる。
これは海外の文化慣習です。
日本人は、多い人だと文節ごとに相槌を打ちますよね。頷いたり、うんうんって声を出したり。
でも海外だと、相手の話を相槌で遮るほうが失礼だったりすることがあります。
だから、あなたが話し終わるまで、じーっと聴いています。
私の馴染みの講師も、ディスカッション中に私が意見をすべて言い切るまでは、
ずーっとニコニコしながら話を聴いているだけです。
途中で頷いたり、声を出したりすることはほとんどありません。
相手が反応してくれないのは、「あなたが言っていることをしっかり受け止めるよ」「あなたが言ったことをきちんと聞いていますよ」というサインでもあるんです。
だからこれは不安に思ったり、怖いと感じる必要はないですよ。
講師と私たちとの文化が違うから、ちょっと不安になってしまうだけです。
相手に「はぁ?」と言われるのが怖い
オンライン英会話をしていると、ときどき講師が「はぁ?」と言ってくることがあります。日本語の「はぁ?」と同じような発音なんですよ。
しかもそういうときに限って講師は真顔で言ってくるので、こちらはうまく話せない上に「はぁ?」と言われたことに対してびっくりして話すのが怖くなってしまいます。
これは私自身が経験しました。
レアジョブを始めて半年くらいは、ずっと「はぁ?」恐怖症でした。
ただこの「はぁ?」、日本語の「はぁ?」のような感じで使われることももちろんあるのですが…"Huh"は、相槌として使われることもありますし、相手に同意を求めるときなんかにも使われます。
最初にこれを聞いたときは、私はほんとうにびっくりしてしまって、そのあと話せなくなりました。
でも講師が「はぁ?」と言ったとしても、怒っているわけではなかったりしますので、そこを理解した上で、「はぁ?」と向き合うようにしましょう。そのうち慣れますから。
テキストが難しく見える
オンライン英会話では無料のテキストが用意されています。
初心者のうちはまだ自分の言いたいことを表現するのが難しいので、表現のストックを増やすためにもテキストを使ってレッスンを進めることをおすすめします。
とはいえ、自分のレベルに合わせたテキストを見たらなんだか難しそうに見える…ということもあります。
テキストが難しく見えたなら、レッスンの前にしっかり予習をしてみましょう。
予習では、このテキストでは何を学ぶのかを把握します。
知らない単語や文法などは、あらかじめ調べておきましょう。
予習の段階でわからないことが出てきたときは、事前に質問文を英作文しておくと、レッスンの中で聞くことができます。
テキストの演習問題についても、レッスン中にアドリブでできそうになければ、予習の段階で英文を作っておくといいでしょう。
どうしても自分で英文を作るのが難しいのであれば、Google翻訳やみらい翻訳などを使ってもいいと思います。
(みらい翻訳やDeepLは自然な訳に近くなるのでおすすめです)
しっかり予習をしておくことで、不安はかなり解消できます。
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講師の言っていることが聞き取れない
これはどんなにレッスンを繰り返しても必ず起こります。
もちろん慣れてくれば頻度は減りますが、それでも起こります。
単語の意味がわからない、表現がわからない、そもそもなんて言ってるかが聞き取れない。
私なんていまだにそうですから。
講師の口から次々と繰り出される音。
それに圧倒されてしまって、完全に思考停止してしまうことなんてザラです。
そんなとき、つい「わかったふり」をしがちですが、「わかったふり」をしてしまうと、講師はあなたが自分の言っていることを理解した、と考えてしまいます。
すると、またもや講師はマシンガンのように話し始めます。
そうなると25分のレッスンが苦痛になってしまいます…。
聞き取れないときに大事なのは、ちゃんと聞き返すこと。
わかったふりをしないこと。
わかったふりをするのが一番失礼なんですよ。
わからないものはわからない、とちゃんと主張しましょう。
わかったふりはそのうち講師にバレるんですよね。
そうすると、講師は「なんでこの生徒はわからないのにわかったふりをするんだろう?」「なんで嘘をつくのだろう?」
この段階でコミュニケーションがうまくいかなくなってしまいます。
レッスンを受ける上で、講師との信頼関係はとても大事です。
わからないなら、わからないと、ちゃんと自分の主張をすることはとても大事です。
聞き返すときは、たった一言、"Pardon?"で大丈夫です。
たくさん話せるようになると、いろんなバリエーションで「わからない」が伝えられるようになりますから、
本当に初心者のうちは「パードゥン?」の一言で大丈夫です。
私、今でも使っていますよ。わからなくなったら。
そうすると講師は、もっとゆっくり話してくれたり、もっと簡単な質問に切り替えてくれたり、文字で打って送ってくれたりします。
お金を払ってレッスンを受けているのに、レッスン中に思考停止しているのは時間とお金の無駄ですよね?
だから、聞き取れなければ遠慮なく聞きましょう。
講師は嫌がるどころか、むしろ喜んでくれますよ。
言いたいことが言えない
初心者のうちは特に、会話の中で何かを言おうとすると、
質問を聞き取る
↓
日本語で答えが浮かぶ
↓
訳そうとするができない
↓
頭真っ白(思考停止)
↓
何も言えなくなる
ということが起こります。
これも、オンライン英会話を長く続けている人たちはみなさん経験していることなので、安心してください。
こういうときの対処法は2つあります。
ひとつは「3語文で話す」
もうひとつは「言えなかったことをメモする」
です。
例えば「晩ごはんは何を食べた?」と聞かれたとき。
「友達としゃぶしゃぶバイキングでお肉をたらふく食べてきたんだよね!」と、日本語なら簡単に言えますが、英語だと難しいですよね。
そういうときは、大事なこと以外はすべて削ぎ落とします。
削ぎ落とすとどうなるかというと、
「友達としゃぶしゃぶバイキングでお肉をたらふく食べてきたんだよね!」
です。
英語に直すと、"I ate meat!" "I ate beef!"
これなら簡単ですよね。
最初はこれでいいんですよ。
日本語でごちゃごちゃ考えてしまうから、言いたいことが言えなくなってしまうんです。
必要なものだけを残して、あとは全部言わない。
3語文で話しなさい。それで伝わるし質問に答えられるから。
私が「ド初心者」だった頃、講師に言われました。
慣れてくれば、だんだん複雑なことを言えるようになります。
それまではとにかく3語文でシンプルに話すことを心がけましょう。
もうひとつ大事なことは、「言えなかったことを逃さない」ということです。
私はレッスン中、Skypeとテキスト、そしてメモ帳をPCで開いてレッスンを受けています。
こう言いたいけど言えない…!とか、講師が言った単語の意味、推測はできるけど正確にわからないな、思ったときは、すぐにメモ帳に入力するのです。
メモしないと、レッスンが終わったあとでは思い出せないからです。
言えなかったことは、あとで調べて英作文します。
会話の中で「言えなかったこと」はとても大事なんです。
言えなかったことが言えるようになって初めて成長するからです。
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不安は英語学習者どうしで共有しよう
どうしても不安を感じてしまうときは、SNSなどを通じてオンライン英会話を利用して英語を学んでいる方とつながってみる、というのもひとつの解決策です。
私もそうですが、英語学習者の皆さんは悩み、苦しみ、不安を感じながら学習を続けていることも多々あります。
SNSを通じて不安を共有したり、すでに学習されている方からアドバイスを貰うことで、負担はずっと軽くなりますよ。
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