Cocoです!
この記事では、高校入試の国語のテストで書かなければならない「200字意見文/作文」のおすすめ対策方法について紹介します。
作文がどうしても書けない!と悩んでいる方は、きっと書けるようになると思いますよ。
国語の意見文・作文は配点が高い
高校入試の国語で書かなければならない200字作文。
中学生の多くが「めんどうくさいなあ」と感じていると思いますが、この作文はきちんと対策することをおすすめします。
というのは、作文の配点は比較的高く設定されているからです。
例えば茨城県だと100点満点のうち10点が作文で占められています。
他の都道府県だと12~20点くらいの配点になっているところもあります。
例えばこの作文で点数が全く取れなかったとしたら、作文で満点が取れる人とくらべて10点以上も差がついてしまうのです。
もちろん「書くのが面倒だ」という気持ちもわかります。
でも、受験勉強って何をすればいいのかわからない…という人は、まず国語の作文を攻略するところから始めてみましょう。
コツさえ掴めば、わりと簡単に、ここで点を稼ぐことができるようになりますから。
国語の意見文・作文を書くときに大切なこと
1)条件を確認する
高校入試の国語の意見文や作文には、必ず「条件」が書かれています。
当たり前の話ですが、この「条件」を守って作文を書かないと、どんなに頑張っても点数は取れません。
条件は、例えば、
- 2段落構成で書くこと
- 1段落目にはあなたの意見を書き、2段落目には理由や自分の経験を書くこと
- 「だ・である体」を使うこと
などがあります。
これは入試の問題によって条件が異なります。
だから、いきなり作文を書き始めるのではなく、きちんと落ち着いて条件を確認して、その上で書き始めましょう。
2)書いたら必ず確認をする
作文を書いたら、必ず見直しをしましょう。
見直しをするポイントは
- 誤字や脱字がないか
- 表現におかしなところはないか
- 条件をきちんと満たした作文になっているか
というところです。
表現におかしなところ、というのは、例えば「頭痛が痛い」とか「中には間違った情報も多くある」などの表現です。
「頭痛が痛い」は「頭痛がする」もしくは「頭が痛い」が正しい表現ですよね。
「中には間違った情報も多い」という表現ですが、「中には」というのは「たくさんあるうちのいくつかは~」という表現です。
「中には~多い」と書いてしまうと、「いくつかは~多い」という意味になり、ちぐはぐな表現になってしまっています。
作文を書くと、このような表現を無意識で使ってしまうことがあります。
必ず見直しをして、おかしいところがないかをチェックしてください。
国語の作文・おすすめ対策方法
作文が得意だよ!という人は、過去問を使ってたくさん練習をしましょう。
作文を書いたら、必ず大人(学校の国語の先生、塾や家庭教師の先生、親など)に添削をしてアドバイスを貰うようにしましょう。
また、添削をされたら、そのアドバイスを参考にしてもう一度作文を書いてみましょう。
同じ題材で何度か練習をすると、どんどん文が洗練されて上手になります。
作文が苦手だ!という方は、まずはこの問題集から始めましょう。
これは200字意見分の課題と模範解答がたくさん載っている問題集です。
作文が苦手な方は、いきなり自分で作文を書くのではなく、「模範解答を音読してから原稿用紙に書き写す」というところからスタートしてください。
1つのお題にたいして、だいたい4つくらいの模範解答が載っています。
その中から自分の意見に近いものを選んで書き写しましょう(写さなかった回答にも目を通しておきましょう)。
書き写したら、今度は「模範解答」を参考にして自分で作文を書いてみましょう。
模範解答を参考にして、自分が「良い」と思ったところは模範解答の表現を盗みながら書いたり、模範解答の一部を自分のことばに書き換える、というところからスタートしても大丈夫です。
解答を見ながらでいいので、まねして自分で作文してみましょう。
作文が終われば、大人に添削してもらってください。
作文が苦手な方は、
- 模範解答を音読する
- 模範解答を書き写す
- 解答を参考にして自分で作文してみる
- 添削してもらう
という流れで練習をします。
毎日1題ずつ取り組めば、1ヶ月で30題の問題に取り組めます。
30題が終わるころには、模範解答がなくても自分で作文が書けるようになります。
まとめ
高校入試の課題作文は配点が高いです。
作文を書くのが苦手な人でも、1ヶ月、毎日1題続ければ、とても上手に作文が書けるようになります。
受験勉強の方法で困っている場合は、ぜひ試してみてください。
効率よく点数を伸ばすことができますよ。