Cocoです!
この記事では、准看護学校を受験するにあたって、試験対策として使えるおすすめ問題集をとりあげていきます。
国語のおすすめ問題集:漢字と語彙、文法
漢字や語彙、敬語などの問題は、受験者に知識があるかどうかで点数が取れるかどうかが決まります。
「知識問題」とも言い換えることができますが、この分野は覚えれば覚えただけきちんと身につきますし点が取れる分野です。
長文読解問題のように1回あたりの学習時間を長く取る必要はありません。
通勤中に10分だけ、仕事の休憩中に5分だけ、のように、少しづつわけて勉強しても確実に力がついてきます。
毎日コツコツと学習を進めていくことが大切です。
このくもんの問題集は、導入(マンガ形式)と演習問題で構成されています。
導入部分に大切なことがいくつか書かれているので、マンガのところも飛ばさずしっかり読んでから、演習問題をすすめるようにしましょう。
文法問題については、准看護学校ではそこまでたくさん出題されません。
先に漢字やことわざ、熟語、敬語(敬語は頻出です)、文学史などを片付けてしまい、もし時間があまれば文法を進めていく、という方針で勉強していくと無駄がありません。
(入試問題で90点以上を狙っている方は、必ず文法まで網羅してください。でないと90点以上を狙うのは厳しいです)
漢字の書き取りに関しては、いわゆる「同音異義語」に注意して練習していきましょう。
よくあるのは「関心・感心」や「対象・対照・対称」の使い分けです。これらはきちんと辞書などを使って、語句の意味とともに覚えていきましょう。
辞書の代わりにGoogle検索で「関心 意味」「関心とは」などと検索をすれば、スマートフォンからでも手軽に意味を調べることができます。
もっとがっつり問題に取り組みたいという方は、以下の書籍もおすすめです。
こちらは文庫本サイズなので、手軽に持ち運ぶこともできます。
看護学校や准看護学校の国語の試験や一般常識の試験で問われやすい「文学史」に焦点をあてた問題集です。
最初に、簡単に有名な作家とその作品、時代、ジャンルなどをまとめ、つぎに79問に及ぶ演習問題を掲載しました。
日本文学の知識だけではなく、海外文学作品も取り上げています。
比較的入試で問われやすいものだけに絞り込んでいますので、このnoteに書いてあることをきちんと学習すれば、たとえこのnoteに出てきていない知識が問われることがあったとしても、消去法を使うことである程度きちんと点に結びつけることができるように作っています。
(江戸時代の作品が薄いので、後日追加するかもしれません)
「整理編」はご自身でノートなどにまとめておくと、いざというときに参照しながら問題演習ができますので、一度ノートなどにまとめてみることをおすすめします。
国語おすすめ問題集:長文読解
国語の長文読解に関しては、とにかく問題を解きさえすればいい、と考える方や、「そもそも日本語なのだから必要ない」と考える方が多いようです。
実際にそれでも点が取れるなら全く問題はありませんが(少なくとも准看護学校受験においては)、そもそも文章をどう読めば正解に行き着くのかわからない、解説を読んでもいまいち納得できない…という方も多いはず。
そんな長文読解に悩める方におすすめするのが以下の問題集です。私の塾でもこれを使っています。
システム中学国語はシリーズで何冊か出ているのですが、この「論理入門編」が一番やさしい導入書です。
准看護学校受験であれば、とりあえずこれ1冊をきちんと読んで実践するだけでも大丈夫です。
この本は、「問題集」というよりも「問題をどう解くか」の解説を重視して書かれています。
つまり問題はオマケであって、本のメインは「解説」になっています。
解説は、出口先生とネコのキャラクターとの会話形式で進められていますし、中学生向けなのでそこまで難しい日本語で書かれているわけではありません。
子どもが読んでも、大人が読んでも読みやすく、わかりやすく丁寧に書かれているので、長文読解の方法がよくわからない…という方はまずこの本に書かれている内容を理解するところから始めましょう。
もし「システム中学国語」が気に入れば、続けてシリーズを購入してやっていくのもありですし、論理入門編を終えたら過去問に取り掛かるのもいいでしょう。
※今年度指導中の社会人生徒さんから、この問題集が難しすぎるという意見がありました。その場合は、まずは以下の問題集に取り組んでみることをおすすめします。
みなさんが志望校に合格できますように。