Cocoです!
看護学校や准看護学校、看護系の大学を受験するときに欠かせないのが志望理由書。
だいたいどこの学校でも志望動機を書いて提出することを求められます。
そこで今回は志望理由書の書き方のヒントを紹介します。
※今回は800~1200字程度の志望理由書を想定しています。
志望理由書とは
志望理由書というのは
- 志望する学校で何を学びたいか
- 志望する学校での学業をいかし、将来どんな仕事をしたいか
を書くものです。
言い換えれば、志望理由書は「自分自身の未来」を語るものです。
学ぶ意欲や学ぶことに対する真面目な姿勢などをしっかりとアピールする内容に仕上げてください。
Coco自身は、志望理由書というのは受験者自身の固い決意と覚悟を表明するものだと考えています。
どうです?看護師になるための固い決意と覚悟は、あなたの中にありますか?
志望理由書の構成
やや長め(800~1200字程度)の志望理由書は、四部構成で書くとまとまりがよいです。
第一部:意思表示
そこの学校に行きたい意思をわかりやすくシンプルに伝えます。簡単に理由を添えてもいいです。
第二部:きっかけ(エピソード)
看護師になりたいならば、なぜ看護師になりたいと考えるようになったのか、自らのオリジナルの体験を踏まえて具体的に述べていきます。
第三部:社会的意義、具体的にどのようなことを実現したいか
社会的意義というのは、その組織に属する人々は何のために存在しているのか、というのを考えることです。
そして、看護学校を目指すならば、看護師として、どのようなことを実現させたいかを述べていきます。
第四部:まとめ
入学後にどのような学校生活を送ろうと考えているのか、努力目標を設定しつつ全体をまとめて締めます。
志望理由書を書く上で意識したい4つのこと
志望理由書を書く上で、重要なことが4つあります。
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行きたい意思をわかりやすく伝える。
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志望理由が本当であることを示す。
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真面目に考えていることを示す。
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志望校に対するこだわりを示す。
この4つを常に頭に入れつつ、志望動機を考えてまとめていくようにしましょう。
強い思いを伝えられる志望理由書にしよう
看護学校受験にしろ大学受験にしろ、志望動機を添削していて常に感じるのが「志望動機が弱い」という点です。
例えば以下のような文章。これって強い動機だと言えるでしょうか?
私が看護師を志望するのは、自分が人の役にたっていることを実感できる仕事をしたいからです。
これだとどうしても看護師になりたい、という意思が伝わってきません。
なぜなら、「人に役に立っていることを実感できる仕事」というのは、どんな仕事にもあてはまるからです。
例えば教師だって弁護士だって、タクシーの運転手だって、人の役に立っていることを実感できるシーンは数多く訪れるでしょう。
なんならボランティアでも、人の役に立っているという実感はあるはずです。
数ある仕事の中で看護師を選んだ理由、どうしても看護師になりたい理由をきちんと述べる必要があります。
それができなければ、面接で「あなたの志望理由だと、別に看護師になる必要なんてないよね?」と面接官に笑われて終わってしまいます。
志望理由書を仕上げるには長期間が必要
しっかりとした志望理由書を仕上げるためには、自分の過去を見つめ直し、考え、自問自答しながら作り上げていく必要があります。
ですから志望理由書をひとつ仕上げるためには、とても多くの時間がかかります。
高校生なら「小さい頃から憧れて~」ですんなり受かることもありますが、大人はそうはいきません。
高校生にはない知識と経験、そして観察力や考えを含めながら、どうしても看護師になりたいんだ、どうしてもこの学校に入りたいんだという強い決意と覚悟を述べていくことが必要です。
自分で書いた志望動機を添削して欲しい!という方はこちらからお問い合わせください。Cocoが志望動機を添削いたします。
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