Cocoです!
社会人から准看護師を目指す方はとても多いです。
私が指導してきた方たちも、若くて20代、最高齢で55歳の方が、准看護師を目指して受験勉強をしていましたし、実際、しっかり勉強していた方はちゃんと准看護学校に合格していました。
基本的には、中学3年間の勉強がしっかりできていれば、准看護学校に合格できます。
そこで、この記事では、准看護学校に合格するためには何が必要かを紹介します。
数学の試験で勝負しよう
准看護学校に合格するためには、中学範囲の勉強(特に国語や数学)がある程度できている必要があります。
国語はいわゆる日本語ですので、受験生の中であまり差がつかない科目です。
いっぽう、数学は「できる」「できない」の個人差が激しい科目です。
数学を苦手をしている方はとても多いのですが、言い換えれば「数学をきちんとできれば、他の受験生と大きく差をつけることができる」ボーナス科目でもあります。
准看護学校を受験するなら、ぜひ数学で勝負してみてください。
まずは中学1年生の範囲だけでもいいし、計算だけでもいいので、勉強して、できるようにしてみてください。
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高校受験や准看護学校受験に最適!指導歴20年のベテランが教えるおすすめ数学市販教材
塾や予備校に通うのは経済的に難しい、という方は、スタディサプリを利用してみましょう。
小学校・中学校の学習内容を、動画とテキストを通して勉強していくことができます。
動画で講義を見ることができるので、理解が浅いところは繰り返し見ることもできますし、1つの授業は15分程度ですので、隙間時間をうまく利用しながら学習をすすめていくことができます。
漢字の読み書きを完璧にしよう
准看護学校を受験するためには、とにかく「基本」をしっかりおさえることが大切です。
准看護学校の入試でよく出題されるのは漢字の読み書きの問題。
大人になると、漢字の「読み」はできても「書き」がうまくできないというケースが多くなってきます。
普段スマホやパソコンが勝手に変換してくれるので、正しい漢字を「選ぶ」ことはできても、細かいところを忘れてしまって書けなくなってしまいます。
准看護学校の入試では、読みも書きも、小学校5~6年生程度の易しいものが多く出題される傾向があります。
漢字検定6級や5級の問題集を使って、ひとつずつ復習していきましょう。

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基本をしっかり押さえ、覚えていくことが何よりも大切です。
もちろん文章問題もできる必要がありますが、入試で点数を取るには、「あれもこれも」としてしまうと嫌になってしまいます。
一つずつ、コツコツと積み重ねて、自分のレベルを上げていきましょう。
志望動機書や願書を丁寧に書こう
准看護学校の願書にはたいてい、志望動機を書く欄があります。
あるいは、学校によっては400~800字程度で志望動機を書く必要があることもあります。
志望動機は准看護学校を受験する上で、とても大切なのです。
志望動機というのは、
- なぜ准看護師になりたいのか?
- なぜこの学校を受験しようと思ったのか?
を文章で書くということです。
給料がいいのと、将来の仕事の不安がなくなるから准看護師になろうと思いました。
などを書いてしまうと、いくら准看護学校の入試の筆記試験で高い点数が取れたとしても、面接で不合格になります。
素直であることは悪いことではありませんが、「准看護師になろうと思った」理由は、それだけではないはずですよね。
給料がいいところを探すなら、営業職なら業界によってはうんと稼ぐことができますし、将来の仕事の不安がなくなるからと言うのであれば、教員になるという手もあるわけです(教員は高認を持っていれば中卒でもなることができます)。
でも、あなたはそういう他の道ではなく、「看護師」という道を進むことを決めたのですよね。「看護師」という職業に、他の仕事にはない魅力を感じているはずです。
その魅力や理由、考えを、入学志願書に書くことが大切です。
筆記テストを難しいと感じる人も多いですが、志望動機書も難しいんですよ。
せっかく准看護学校に合格できるところまで来ていたのに、志望動機書が原因で不合格になることは多々あります。
志望動機書の書き方は、自分が准看護師になりたいと思ったことを紙に全て書き出しましょう。
そして、それを一つずつまとめ、文章にしていきます。
最後には、志望動機書の添削をしてもらうことをお勧めします。
志望動機を書くときのコツは「読み手の立場、読み手の目線に立って考えること」にあります。
この書き方で本当に相手に伝わるのか、もっと他の表現をしたほうが伝わりやすいのではないか、読みにくいと感じないだろうか。
そういうことを意識しながら、言葉をひとつひとつ選び、志望動機書を書きます。
もちろん、文を上手く書くことはとても難しいです。
自分が大丈夫と思っていても、誤字脱字があったり、意味がちぐはぐな部分がでてきます。
一度書いた志望動機は、翌日に読み返してみることをおすすめします。
そうすると、自分の書いた文章を客観的に見ることができるので、直すべき部分が見えてきます。
独学で対策をしている方でも、志望動機書だけはプロの添削者に見てもらうことをお勧めします。
Yahoo知恵袋で添削を依頼する方も多いですが、素人ではなくプロに見てもらってください。
准看護学校に提出する志望動機書は、あなたの分身です。
面接対策を大切にしよう
准看護学校の学生は、新卒の若い子は少なく、30代40代が多くなっています。
50代、中には60代の方が学んでいるようなケースもあります。
志望動機と同様に、面接試験も重要な要素です。
面接は短い時間ですが、面接官はあなたのことをとてもよく見ています。
准看護学校の筆記試験のできがよくても、面接で不合格になる人はたくさんいます。
だからこそ、准看護学校を受験する前にはしっかりと面接の練習をしてください。
面接練習をすれば、いかに自分自身が何も話せないかを知ることができます。
独学で受験を目指す方は、ぜひ面接を想定して、自分を動画で撮影してみてください。
自分自身を見るのは恥ずかしいですが、普段は気づかない話し方や態度のクセがわかるので、独学でも修正すべき点が見つかります。
准看護学校を受験するタイミングはいつがいい?
これだけは「受けよう」と思ったタイミングですぐ受験してください。
なぜなら、それがあなたの人生の中で「最も早い」タイミングだからです。
准看護学校を受験したいけれどどうしよう、と悩んでいる間に、あなたはどんどん年を取ってしまいます。
もちろん准看護学校は30代・40代の学生さんが多く在籍していますが、若いうちに受験したほど合格しやすいのは事実ですし、遅くなれば遅くなるほど年を取るので、合格が難しくなったり、新卒で働ける職場を見つけるのが難しくなってしまいます。
まとめ
准看護師になるためには、准看護学校に通う必要があります。
しかし、勉強が「苦手・難しい」と思う人にとって、入試はハードルが高いものです。
准看護学校に合格するためには中学生レベルの問題ができるようになれば大丈夫です。
受験勉強も一日で習得できるわけではありません。
だからこそ日々コツコツと勉強をすすめ、基礎を積み重ねて、合格できるだけの実力を身に着けてくださいね。
★追記
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どうしても学習に不安を感じる方は、下記サイトよりお問い合わせください。
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