Cocoです!
この記事では、准看護学校の概要と受験対策について紹介します。
准看護学校の情報って少ないですよね。
そして、受験者も少ないので、何をどう対策すればいいのかわかりませんよね。
その悩みを解決するのに必要なのが、対策方法を知ることです。
対策方法がわかれば、准看護学校の受験勉強がぐっと楽になりますよ。
そもそも准看護学校ってなに?
准看護学校というのは、卒業して試験を受けることによって「准看護師」の免許が取得できる学校です。
准看護学校は2年制。そして、そのほとんどは定時制です。
授業が行われるのは、学校によりますが、主に
- 月曜日から金曜日の午後1時頃~午後5時頃まで
- 週3回、午前9時~午後5時頃まで
のどちらか。
日中すべての時間を学業に取られることがないため、授業のない時間は病院や介護施設などでアルバイトをすることができます。
働きながら学ぶ、いわゆる「仕事と学業の両立」が可能なのが准看護学校の大きな特徴です。
※一部の学校は「全日制」…月曜~金曜、午前9時~午後5時頃まで授業、というスタイルです。(でも全国的に見てもかなり数が少ない)
准看護学校を受験するための条件
准看護学校を受験するための条件は、基本的にはこれだけ。
- 中学校卒業以上の学歴を持っていること
だから実質、誰でも受験することができます。
学校によってはこの他に「女子のみ」とか「満50歳未満」とか「非喫煙者」「タトゥー・入れ墨がない者」などの条件が加わります。
学歴については中卒以上ならOKなので誰でも受験できますから、詳細は受験予定の学校の募集要項で確認してください。
准看護学校の入試内容
准看護学校の入試は、「筆記試験」と「面接試験」があります。
1.筆記試験
筆記試験は学校によって内容が異なりますが、多くは「国語」「数学」の試験が課されます。
この他、「一般常識」を課す学校もありますし「作文」「小論文」などを課すところもあります。
筆記試験そのものは全く難しいものではありません。
中卒の方でも受験できるよう、入試は「中学卒業レベル」の内容に合わせて作られています。
一般的には、公立の高校入試の問題よりもうんと易しいものが出題されます。
2.面接試験
准看護学校を受験する上で避けて通れないのが「面接」です。
面接だけは共通して、どの学校でも課されています。
面接のシステムは学校によってさまざまで、個別面接のところもあれば、集団面接のところもあります。
受験者を入学させても問題ないのか、本当に看護師になりたいのか、看護師になるにふさわしい人物なのか、などを見られます。
関連記事>>>
准看護学校受験・筆記試験の対策方法
中学卒業レベルの内容の試験ですので、独学でも対策はできます。
その場合は、市販の問題集や参考書、あるいは動画授業のあるスタディサプリなどを利用しましょう。
数学はこれ1冊で対応できます。

中学数学の総復習―3年間の基本事項総チェック (くもんの高校入試数学完全攻略トレーニング 1)
- 出版社/メーカー: くもん出版
- 発売日: 2010/06/01
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
小学校の基礎計算も、もう覚えていない!という場合は、「小河式プリント中学数学基礎編」を使って、まずは基礎を身に着けましょう。
それから、「中学数学の総復習」に移行すると、スムーズに対策できます。
作図や証明の問題は准看護学校の入試で出題されることはほとんどありませんので、飛ばしてしまってもかまいません。

小河式プリント中学数学基礎篇 改訂新版 (未来を切り開く学力シリーズ)
- 作者: 小河 勝
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/07/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 3回
- この商品を含むブログを見る
国語は、くもんの「こわくない」シリーズがおすすめです。
読解については、古文や漢文を出題する学校はほとんどありません。
もしも入試で古文や漢文が出ても、配点が高くないため「捨てる」という選択をするのも一つの方法です。
古文や漢文を頑張るよりも、配点の高い現代の文章をきちんと読解できるようにすることが大切です。
また、准看護学校の過去問を入手できない場合は、以下のような問題集で最後の仕上げをすることもできます。
准看護学校・面接試験の対策方法
面接試験では「なぜ看護師になりたいのか」「なぜ当校を受験したのか」などが質問されます。
あらかじめ自分で質問とその回答例書いたノートを用意し、なんども受け答えの練習をしましょう。
おすすめは、スマートフォンの動画撮影昨日で自分が答えているところを録画し、その動画を見直してみることです。
動画を見ると、自分自身を客観的に見ることができるようになります。
こうすると、独学でもどこを修正すればよいかがわかりやすくなります。
塾や予備校に通うという方法もある
准看護学校の受験対策を行ってくれる塾や予備校に通ったり、准看護学校の受験対策に精通している家庭教師から教えてもらう、という方法もあります。
准看護学校の受験対策をしてくれる予備校の場合、学費は年間で50~100万円程度かかります。
また、私自身も長く看護学校や准看護学校の受験指導をしてきているので、もしもひとりでは対策ができないようでしたら、マナリンク からお問い合わせください。
まとめ
准看護学校を受験するための対策としては、
- 国語や数学の勉強を独学で頑張る
- 塾や予備校、家庭教師などを利用する
の2つがあります。
また、独学で勉強する場合は、上に挙げたような問題集とYoutubeの動画などを使いながら、効率よく対策を進めていくことができますよ。
最後に、下のバナー【日本ブログ村】を応援クリックをして頂けると大変ありがたいです。ご愛読ありがとうございました!