Coco's Life

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小学校教員資格認定試験の三次試験の内容と、それに関する私の考え

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こんにちは!Cocoです!

 

小学校教員資格認定試験の三次試験は受験者がきわめて少ないため、情報を集めることが困難です。

そこで今回は、私が三次試験を受験した体験から考えたことについて、書いていきたいと思います!

 

目次はこちら

 

 

実際に三次試験を受けてみて考えたこと

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小学校教員資格認定試験の三次試験については、少し前までは「よほどのことがない限り不合格にならない」「遅刻さえしなければ大丈夫(遅刻は即失格)」と言われていました。

でも、私が実際に受験してみて、そうではないなぁ、と強く感じたことがあります。

 

学芸大付属小学校での試験は、

  • 授業観察(3つ)
  • 指導案作成(2つ)
  • レポート(むしろ小論文)
  • 集団討論

で構成されていました。

 

実際に書面として提出するのは指導案とレポート、録画されているのが集団討論ですが、小学校に入ってから出るまでずっと大勢の試験官に監視されている中で試験が行われました。

 

意外とあなどれないのが「講話」「授業観察」の態度だった 

ちょくちょく、小学校の校長や教頭、授業を実施なさった先生方の講話も挟んでの試験が実施されるわけですが、講話中にウトウトしている受験生もいました。

あれ絶対チェックされています!

 

確かに講話は昼食後に行われたので、正直なところ眠気を感じたこともありました。(室温がほどよく暖かく、日も差していて、空腹は満たされていて、居眠りにはもってこいの環境でした)

でも、試験官が10人近く、横と後ろでバインダーとペンを持って受験生を監視しているのです。

一瞬たりとも気が抜けません。

 

授業観察時も同様の雰囲気でした。

バインダーに挟んだ紙に何か書き込んでいる試験官が複数いたのを見ていました。

何のチェックをしていたのかはわかりませんが、いったん小学校に入って受付を済ませたら、小学校を出るまでずっと監視されていると思って間違いないです。

受験者の一挙手一投足が見られています。

 

 

 関連記事>>>【小学校教員資格認定試験】三次試験の勉強方法

「授業観察」がカギを握る学習指導案の試験 

学習指導案に関して気にされているかもしれません。

 

指導案は先生の行動計画表であるという点がわかっていれば、授業観察で何を見るべきかわかるはず。

注目すべきは先生の板書でもなく(板書計画を指導案に書くこともありますが)子どもが取っているノートの内容でもなく、「先生の言動」です。

 

  • 先生がどのような発問をし、児童がどう答えているか
  • 子どもを理解に導くための支援として、先生が児童にどのような声掛けをしているのか
  • 実際に何を行っているのか

などを見ておかなければ指導案は書けません。

 

例えば私が受験した年には、理科実験の授業観察がありました。

多くの受験生は子どもの言動にばかり注目していて、先生の言動をチェックしている受験生はほどんどいませんでした。

 

子どもに注目している間に、先生は

 

  • 実験グループの机をまわって、マッチの使い方について子どもに指導(全員がマッチを擦れるように、前回の授業まででまだマッチを触っていない子に触らせるようおっしゃっていました)
  • 実験で使用する薬品が不足しないように配って回る
  • 教科書やノートを実験台の上に置いておくと火が燃え移ったときに危ないから机の下にしまいなさい、と言って安全面の配慮をする
  • 机間指導中には各グループの実験の進度を確認し、「まとめ」に入るときにどのグループの誰に気づいたことを発表させるかを見ておく

 

などを行っていました。

観察した授業の指導案を書くためには、先生のこうした行動を見ていなければ、本当に何も書けないのです。

 

三次試験を受験される方は、子どもにばかり注目するのではなく、先生の言動をちゃんと見てください。

(ちなみに「本時のめあて」は、授業の冒頭に板書されます。それだけ控えておけば問題ありません)

 

重ねて言いますが、指導案は「先生の行動計画書」です

それがわかっていれば、指導案に何を書けばいいか、授業観察では何に注目すればいいかはわかるはずです。

 

決して、授業参観に参加する保護者の目線で授業観察を行ってはなりません。

保護者は自分の子どもやクラスの雰囲気を見るために授業参観にきます。

でも、認定試験の受験者は「先生の目線」で観察をする必要があります。

 

 

関連記事>>>【小学校教員資格認定試験対策】学習指導案の書き方に関して考えたこと

 

「レポート(小論文)」に関して考えること 

それからレポート(小論文)。

私が受験したときは「理想の教師像」に関するものでした。

 

講話や授業観察を踏まえての論述でしたが、正直レポートというよりは小論文…それも作文寄りの小論文でした。

口述試験をクリアされたならば、だいたいどのようなお題が出ても多少は書けると思います。

 

ただ、私が受験した年の学芸大の試験の小論文。

試験時間に対して配布された用紙の文字数が多く、構成メモ等取らずに直書きしながら内容を考え、書かなければなりませんでした。

 

どのくらい書けていればよかったのかはわかりません。

昼休みの他の受験生に聞いてみたところ、配布された用紙の文字数の半分程度しか書けなかった、という受験者もいました。

 

私は4段落構成で、1段落目に結論(意見)、2段落目に1つめの理由と具体例、3段落目に2つめの理由と具体例を書き、4段落目にまとめと展望を書いて8割ラインで締めくくりました。

 

小論文は序論→本論→結論で書くのがセオリーです。

序論では問題提起を書き、本論で根拠や具体例を書きながら自分の主張を行い、結論で主張のまとめと将来の展望などを書きます。

 

私が受験したときは、試験時間がきわめて短く、最後でまとめきれない事態に陥る可能性がありました。

そこで私は、最初に結論を書くところからスタートしました。

(そうすれば、万が一未完成のままでも何が言いたいのかは最初に述べてあるので、試験官も読みやすかろうという配慮…のつもり)

 

この年度の場合は、お題そのものは易しかったものの、かなりの量を短時間で書かなければなりませんでした。

文章を書くことに慣れている方であればさらっと書けたはずです。

書き慣れていない人は途中で筆が止まるなどしてしまい、内容はともかく量を書くことはできなかったでしょう。

 

ちなみに制限時間40分で1200字の小論文でした。

私は書くのが非常に遅いので(運動機能が人よりかなり劣っているのです)、40分で8割ラインの960字を書くのが限界でした。

 

 

グループ分けに左右される「集団討論」 

 集団討論については6人グループ(1グループのみ5人)で実施されました。

私が受験したときは、「教員の多忙化」についての討論でした。

普段から教育に関する諸問題に関心を持っていれば、議論が可能な内容でした。

 

発言回数や発言の長さ、内容などについては、討論の録画係の試験官がいます。

討論終了後にチェックするのでしょう。

 

私は、録画されていることを意識して、

  • 背筋をピンと伸ばすこと
  • 顔だけではなく体から発言者の方を向けること
  • やや前のめり気味の姿勢

で討論に臨みました。

 

前のめり気味の姿勢だと「あなたの発言に、私は興味を持っていますよ」というアピールになるからです。

(終盤、議論が白熱してくるとほうっておいても前のめり気味になってくるのですが)

 

ちなみに集団討論では、私のグループは試験官が司会を行ってくれました。

各受験者は互いに簡単な自己紹介を行ってから討論をしました。

私のグループは全員が社会人で、有職者4人(私を含む)、無職1人、主婦1人、という構成でした。

 

あとで聞いたら、無職の方はこの試験の対策をするために、会社を退職されたそうです。

(ちなみに今でもSNSでつながっていますが、この試験で合格し、翌年から小学校教員として働いています)

 

 

三次試験の合格率 

これはあくまでも私の推測でしかありませんが、私が受験した年の学芸大においては、三次試験受験者の1/4から1/3は不合格になっています。

 

三次試験のスケジュールと集団討論のグループ分けは、三次試験初日に配布されるの案内に書かれていました。

集団討論のグループわけに関しては、例えば受験番号0001~0006が第1グループ、0007~0012が第二グループ…というように書かれていました。

最終合格発表時、その集団討論グループの最初と最後の受験番号が合格発表の番号になかったのです。

こうしたことから、三次試験は受験者の1/4から1/3は不合格になっていると推察されます。

 

一次試験や二次試験と比較すると、合格者が多い三次試験ですが、必ず合格するというものでもありません。

 

三次試験まで到達して、そこで不合格になってしまっては、これまでの苦労が全て水の泡になってしまいます。

最後の試験だからと手を抜かず、できる限りの対策をした上で、試験に臨み、合格を掴んでくださいね。

 

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